画像はHUAWEI P60シリーズ
アメリカ政府は、Qualcomm等のチップメーカーによるHUAWEIへの5Gチップ供給を許可する可能性があるようです。HUAWEIの直近のフラッグシップ機(HUAWEI P60シリーズやHUAWEI Mate50シリーズ)は、(米政府の制裁の影響で)4G版Snapdragon 8+ Gen 1が採用されています。
HUAWEIへの5Gチップ供給が許可されると、中国国内のスマホ市場でのHUAWEIの競争力は大きく高まりそうです。現状、HUAWEIは中国市場においてトップ5から脱落しています(HUAWEIから分離独立したHONORが健闘しています。)
グローバル市場での復活の道はまだ遠いか
仮にHUAWEI向けの5Gチップの供給が再開されれば、HUAWEIの中国市場における競争力は急回復するかもしれません。が、Googleサービスの搭載が認められない限り、グローバル市場での復活の道は遠いでしょう。
HUAWEIが米国政府による半導体輸出規制を受けて3年弱が経ち、HUAWEIスマホの国内外での競争力は大きく低下しました。5Gチップ供給が再開されれば、少なくとも中国市場での復活の道は見えてきそうです。米国政府の方針に注目が集まります。
Source:HUAWEICentral, Canalys
Huaweiがあの時にアメリカ政府にいちゃもん付けられなかった世界線を見てみたいよな〜
当時言われてた「余計なチップ」は結局疑惑だけで証拠が見つからなかったし