Exynos 2400に搭載されるGPUは、AMDと共同開発した第二世代RDNAチップ(RDNA2)になるようです。このGPUは、6基のWGP(Workgroup Processor)で構成され、Exynos 2200に搭載されているRDNAチップであるXclipse 920より4倍多い12のCU(compute unit)となるようです。
今年については、Exynos 2300のGalaxy S23シリーズ搭載は見送られました。が、来年リリースされる予定のExynos 2400は、Galaxy S24シリーズに一部採用されるという噂があります。サムスンとしても、Exynos 2400の性能に自信を持っているのかもしれません。
Exynos 2400は10コア構成となるか
Exynos 2400はオクタコアではなく、10コア構成になるとのリークも過去に出ています:
- 1x Cortex-X4
- 2x Cortex-A720(高周波数)
- 3x Cortex-A720(低周波数)
- 4x Cortex-A520
なお、ライバルとなるQualcommの次世代SoC、Snapdragon 8 Gen 3もGPU性能が8 Gen 2比で50%向上するとのリークが出ています。
Galaxy S23シリーズには搭載されなかったExynos 2300はPixel 8シリーズに搭載されるであろうTensor G3のベースになるとみられています。したがって、今回話題に上がったExynos 2400はTensor G4のベースになる可能性が高いです。
これまで芳しくない評価をうけることが多かったExynos 2000番台チップですが、サムスンはExynos 2400で汚名返上ができるでしょうか。Exynos 2400の出来は、来年発売予定のGalaxy S24シリーズ機やPixel 9シリーズ機の成否にも大きな影響を与えることになりそうです。
Source: Twitter, via: GSMArena
ライバル不在でQualcommに調子コかれてもこまるし、頑張れMediaTekとSamsung