サムスンがGalaxy A23シリーズのうちGalaxy A23 5Gの販売計画を大幅に下方修正した可能性が報じられています。Galaxy A23 4Gと5Gはそれぞれ一千万台以上の販売が計画されていただけに、この下方修正は衝撃的なものとなっています。
Galaxy A23 5Gは今年3月にグローバル発表されたモデルで、日本発売されているA23 5Gとはスペックが大きく異なっています。
当初の販売計画台数から大幅なダウンとの報道
今回のGalaxy A23 5Gの販売計画に関する情報は韓国の現地メディアであるTheElecによって報じられています。
Galaxy A23シリーズのGalaxy A23 4GとGalaxy A23 5Gはどちらもエントリー機です。4Gモデルは1,260万台、5Gモデルに関しては上回る1,710万台の販売が当初はサムスンにより計画されていました。
新たな情報によると、同社はGalaxy A23 5Gの販売計画台数を400万台にまで下げた可能性があるということです。約70%もの大幅な見直しは単なるメーカー側の計画ミスとは考えにくく、大きなトラブルが影響していると予想されています。
TheElecはGalaxy A23 5Gにハードもしくはソフト面での問題が発覚しており、その調査に時間を要したことから製造販売に影響が及んでいると伝えています。すでに問題は解決したものの、以降もサムスンはその製造・販売を抑えている可能性があるということです。
Galaxy Aシリーズはサムスンの売れ筋なだけに、A20番台モデルの大きな躓きは、今年~来年の世界スマホ市場シェアに大きな影響を与えそうです。
サムスンは最近、A20番台よりさらに低価格帯の機種にも力を入れており、特にインド市場で攻勢をかけています。
Source: TheElec
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