Snapdragon 8 Gen 2が発表されたばかりですが、新たにSnapdragon 8+ Gen 1の低周波数版が存在することが判明しています。
2021年初頭にリリースされたSnapdragon 870のように準ハイエンドモデル向けに展開し、MediaTekのDimensity 8000シリーズに対抗したいようです。
準ハイエンド向けに低周波数版SD 8+ Gen 1を展開か
著名リーカーのDigital Chat Station氏によると、QualcommはSnapdragon 8+ Gen 1の低周波数版を用意しているようです。
通常版 | 低周波数版 | |
Cortex-X2 1個 | 3.2GHz | 3.0GHz |
Cortex-A710 3個 | 2.8GHz | 2.5GHz |
Cortex-A510 4個 | 2.0GHz | 2.0GHz |
メガコアのCortex-X2は3.0GHzへ、ラージコアのCortex-A710も2.5GHzへ引き下げられます。Snapdragon 8 Gen 1とほぼ同じ周波数ですね。
ただし、Snapdragon 8 Gen 1はサムスンが製造していましたが、低周波数版Snapdragon 8+ Gen 1は(通常版の8+ Gen 1と同様に)TSMCの4nmプロセスで製造されます。
なお、Digital Chat Station氏によると低周波数版Snapdragon 8+ Gen 1はHonor 80 ProおよびOPPO Reno9 Pro+に搭載される予定とのことです。Honor 80シリーズ・OPPO Reno9シリーズ共に今月(11月)中の発表が予定されています。
Source: Weibo, Via: SparrowsNews
安定性と省電力を狙ってデチューンし、尚且つ信頼性あるTSMC製ならかなり期待できるんじゃない?