最近、Xiaomi初のAndroid Oneスマートフォンが発売されたり、日本でもワイモバイルが猛烈にプッシュしていたり、何かと聞くことが多い「Android One」。Android Oneとは一体何なのか?
実はAndroid Oneは、Googleが認めている、カスタマイズされていないAndroid(ピュアアンドロイド)を搭載したスマートフォンの機種の総称で、さまざまなメーカーから発売されているスマホをまとめたブランドです(これが混乱する原因でしょう)。もちろんAndroid Oneには他のスマートフォンにはないさまざまなメリットがあります。この記事では、さまざまな利点や、Android Oneの特徴、更にはおすすめのAndroid Oneスマートフォンを説明していきます。
ほぼカスタマイズされていないAndroid
Android Oneスマートフォン、Android Oneを搭載しているスマートフォンのOSは例外なくカスタマイズなしのAndroidです。キャリアのスマホのように無駄なプリインストールアプリが沢山入っていることがないので、シンプルでとても使いやすいです。つまり、Googleが発売していたNexus端末や新しいPixel端末と同じUIである、ということです。Nexusのスマートフォンやタブレットを持っていて気に入っている、Pixelに興味があるけど日本で発売されていないし高いから躊躇する...という人は特に気に入るはずです。
ピュアなアンドロイドの大きなメリットは、スマホを違うメーカーに乗り換えても操作性に戸惑うことがない、ということ。例えば、HTCスマートフォンからいきなりHuawei(ファーウェイ)のスマートフォンに乗り換えると、ロック画面・設定・アイコンなど全てのデザインが違っていて、慣れるまで一苦労しますが、Android Oneだと同じUI・デザインですぐに慣れることができます。iPhoneの機種変のように、さまざまなメーカーのAndroidスマホに乗り換えられてしまうのです!
最新のAndroidが使える
カスタマイズされていない、ということはOSのアップデートにメーカーがかける手間も少ないということ。しかもGoogleが認めているAndroid Oneは、発売時には必ず最新のAndroidが搭載されており、少なくとも一回のAndroidのアップグレードが保証されています。さらに、18ヶ月以内のAndroidのバージョンアップは全て提供されることが保証されています。普通のスマートフォンだと、下手したら一度もアップグレードされずに時代遅れになることも少なくないので、Android Oneスマートフォンは長い間使えるスマートフォンなのです。
また、セキュリティアップデートが毎月提供されることも大きなメリットです。これは実感できないけどとても大事な機能で、スマホを常に最新のセキュリティで保護してくれます。ウイルスや情報流出への備えは多いに越したことはありません。
メーカー毎に独自機能も
Android Oneスマートフォンは、UIはカスタマイズされていませんが、メーカー別で独自機能を搭載していることもあります。
例えば、ワイモバイルから発売されているSHARP(シャープ)のAndroid One端末、SHARP X1はFelicaやワンセグに対応しており防水機能付き。日本未発売のXiaomi初のAndroid One端末、Mi A1は赤外線センサーを搭載していて、テレビやエアコンなどの家電機器をリモコンのように操作することができます。もちろん独自機能が無いAndroid Oneスマホも多いのですが、このような特徴的な機能を持つスマートフォンを選べることは、NexusシリーズやiPhoneにはない魅力です。
搭載されているスマホはコスパが良い
Android Oneのもう1つの大きな特徴が、いずれも低~中価格帯スマートフォンであること。日本円にすると、ほとんどの機種が大体1万円台~3万円台ほどで販売されています。安いスマートフォンだと品質や性能が気になるかもしれませんが、Googleが認めているだけあって、どのスマホも必要十分程度のクオリティはあります。ピュアAndroidを搭載しているので、カタログスペック以上にきびきび動くスマートフォンです。
ちなみに、なぜコスパが良いのかというと、Android Oneは元々新興国向けのブランドだったからです。新興国の安い端末だとスペック不足やメーカーの技術力不足でOSアップデートが提供されないことが多く、その問題の解決のためにGoogleが展開したのが誕生の経緯です。そのため今も東南アジアやインドで沢山のAndroid One機種が発売されています。
おすすめの機種
最後に、Android Oneの中でも特におすすめの機種を3つ紹介します。どれも完成度が高く、コスパに優れたスマートフォンです。
Moto X4は光沢のあるメタルボディと大きなデュアルカメラの高級感溢れる見た目が魅力的です。Android Oneの中では価格が高めですが、それでも三万円台で発売されています。日本でも発売されていますが、かなり割高なので海外通販サイト経由などでの入手をおすすめします。
Mi A1はXiaomi製の他の機種と同じくコストパフォーマンスがかなり良い端末です。2万円ちょっとでデュアルカメラ搭載Snapdragon 625端末が買えるのは驚異的です。本体の質感も高評価を得ていて、現在Aliexpress等から購入することができます。
HTC U11 lifeはHTC初のAndroid Oneスマートフォン。HTCの端末は、全体的にカメラの性能が非常に良いことが有名で、U11 lifeもかなり期待できます。
出典
[…] >>107 はい出たよ無駄な知識ひけらかして話ややこしくさせる奴 市販端末に完全無垢なAOSPなんか載せて売られる訳もないのに言葉の定義だけに目の色変えてAndroid警察ご苦労さま とりあえずNexusやAndroidOneをピュアOSと呼ぶのは慣習だからさ、気に入らないなら全員に文句言ってこいよ https://nerukoblog.com/2017/04/03/moto-g5-review/ http://www.itmedia.co.jp/mobile/spv/1711/30/news122.html http://vccw.test/about-android-one/ […]