2020年4月単月ベースで、Huaweiはサムスンを抜いて、世界最大のスマホメーカーになっていたようです。Counterpointリサーチによると、両社のシェアは下記の通りです。
Huawei:21.4%
サムスン:19.1%
なお、4月の世界スマホ出荷台数は約6,900万台となっており、前年同期比▲41%でした。
Huaweiは2020年1~3月に続き好調
Huaweiは、2020年1~3月に続いて好調を維持しています。サムスンはインド市場のロックダウンの影響が大きかったようです。
HuaweiがGMS非搭載となったことにより、中国以外の市場でシェアを落としているのは間違いないと思われます。ただ、中国市場では、愛国的な消費者からの支持が高まっているようです。
中期的なスマホ市場へのインパクトに注目
コロナ禍も含めた様々な要因で、Huaweiはアメリカからの制裁措置によるスマホ市場シェア急落の危機を避けられたようです。Huaweiがトップメーカーとしての地位に一旦踏みとどまったことにより、今後の世界スマホ市場の動向について注目すべきポイントが増えたように思います。
- Huaweiが中国市場での強さを生かつつ、世界のスマホ市場でのトップ3の地位を死守できるのか
- Huaweiが中国以外の市場でシェアを奪還するためにどのような手を打ってくるのか
- Huaweiへの制裁措置は、中国以外の市場でどのメーカーを最も利するのか(Appleか、サムスンか、若しくは、Xiaomi/OPPO等の中華系か)
各メーカーの動向からも目が離せないですね。
Source: phonearena, Countrepoint
アメリカがhuaweiを潰してApple上げようとしてるって言われてるけど、一番得してるのはAppleじゃなくてXiaomiな気がする()