「2020年上半期にXiaomiが発売する2000元以上のミドル~ハイエンドスマホは全て5G対応になる」
XiaomiのCEO、雷軍氏が15日に開催されたChina Mobile Global Partner Conferenceで発表しました。以前、Xiaomiは2020年に10機種以上の5G端末を発売するとしていましたが、この発言を考えると簡単に達成できてしまいそうです。
今の所、Xiaomiが発表している5G対応端末は3つのみ。既に発表されているXiaomiの5G端末は旧型モデルを5G向けにアップデートしたMi MIX 3 5G、中国のみの販売であるMi 9 Pro 5G、限定生産のMi MIX Alphaが挙げられます。Mi 9 Pro 5Gは5G端末にも関わらず3000元(5万円)台からという破格で話題になりました。来年にはさらに安いミドルレンジ級の価格帯からも5G端末がリリースされるようになります。
Qualcommは、2020年には同社が販売するミドルレンジSoCのSnapdragon 600・700シリーズにも5Gモデムを提供し始めると発表しています。また、26日にはMediaTekの発表会が予定されており、そこで発表されたMediaTek初の5GチップがXiaomiのRedmi K30に搭載されるとも噂されています。チップベンダー、スマホメーカー、通信キャリアが連携して一気に5Gの普及を進めるつもりのようです。
2000元という価格を考慮すると、来年2月発売と見られるMi 10はもちろん、Mi 10 SE、あるいはRedmi Note 9 Proですら5Gに対応して発売されるかもしれません。
やりますねぇ〜