image: Xiaomi-Mi-CC9-Pro
HUAWEIの子会社であるHonorのマーケティングマネージャー、申开朗氏は「スマートフォンに100MPの超高画質カメラは必要ではない」と自身のWeiboで発言しました。
昨年12月、Xiaomiは108MPカメラを搭載したMi Note10を日本で発売。そのイメージセンサーを開発したサムスンは144MPにも及ぶ新型のイメージセンサーを新たに開発中。イメージセンサー首位のソニーを追撃しています。
今回の発言はXiaomiやサムスンの方針に対して異を唱えるもので、100MPを超える画素数と「写真の良さ」は比例しないと伝えています。
申开朗氏は「画素数を確保するためにピクセルサイズが1μmを下回ってしまうと、画像の品質は落ちてしまいます」とし、画素数よりもピクセルサイズの維持が大切だと主張。
また、HUAWEIやHonorが採用しているイメージセンサーを手掛けるソニー社員からも、「スマートフォンに100MPのカメラを搭載することには賛成しておらず、開発するつもりはない」という声が上がっているそうです。
センサーサイズが十分でない状態で画素数を増やそうとすると、1画素あたりのサイズは小さくなり、十分な光量を取り込むことができなくなってしまう点は事実です(解説記事)。
ソニーとHuaweiはすでにMateシリーズとPシリーズにおいて過去数年間イメージセンサーを共同開発しており、今後も良好な関係が続いていくと思われます。
開発中の新型機、Huawei P40 Proにもソニーの新型カスタムイメージセンサーが搭載される予定。このイメージセンサーは1um以上のピクセルサイズを維持し、センサーサイズ1/1.33インチ、画素数は52MPになる予定です。
何かと話題になる超高画質スマートフォンカメラですが、良質な写真撮影のためには光量を十分に取り込み処理する必要があります。ピクセルサイズを重視するHuawei・ソニー連合に対して画素数を重視するXiaomiとサムスン。消費者はどちらに軍配を上げるのでしょうか。
Source: Weibo
別サイトの情報でSONYの次期スマホが8K動画が撮影可能になるかもって記事を見たけど、その方が必要ない。