今月中に発表されるソニーの新型スマートフォン、 Xperia XA3の鮮明なレンダリング画像が明らかになりました。21:9の超縦長ディスプレイを搭載した3辺ベゼルレス端末となるようです。
本体背面のデザインは過去のレンダリング画像とほぼ変わらないものの、ディスプレイ面のデザインが大きく変わっています。
Winfuture(ドイツ語)によると、Xperia XA3は5.9インチ、アスペクト比21:9のディスプレイを搭載するとのこと。ディスプレイ解像度は2560 x 1080になる可能性が高いそうです。
写真はXperia XA3のCADモデルベースの3Dレンダリング画像(以下同様)
ディスプレイ面に注目すると、極細という訳ではないものの、スピーカーや前面カメラが搭載されているであろう上部を除く3辺がベゼルレスになっていることがわかります。ディスプレイ面のデザインは刷新されていますが、側面の質感や角ばった見た目からはXperiaらしさを感じます。
底面は左右にスピーカーを2箇所搭載していることが確認できます。充電端子は形からUSB Type-Cであると判断できます。また、潜望鏡のようなメインカメラは出っ張っているものの、厚みは小さいことがわかります。
背面のカラーバリエーションはブルー・ピンク・シルバー・ブラックの4色。つや消しの落ち着いた色合いです。おそらく本体はアルミ製でしょう。
なお、Xperia XA3はチップセットにSnapdragon 660を搭載し、6GBのメモリ・64GBのストレージ容量になる見込み。また、最新のAndroid 9.0よりも1つ古いAndroid 8.0 OreoをOSに搭載するとのこと。メインカメラは23MPのメインセンサーを搭載するようです。
ソニーは今まで日本でSIMフリースマホを発売したことがXperia J1やXperia XZ Premiumなどの特殊なものを除けばほとんど無く、さらにはXperia XAシリーズは全て日本未発売でした。それに加えて、キャリアの端末料金の分割割引や抱合せ販売に批判が高まっている今、高価なソニーのスマホはシェアを落としつつあります。幅広いユーザーを獲得するためにも、ソニーがSIMフリーバージョンのXperia XA3を国内発売する可能性は以前よりも高いのではないでしょうか。
Xperia XA3は Xperia XZ4と共に今月末のMWC2019で発表される予定です。
Source: Winfuture
縦長ディスプレイのメリットって?