コストパフォーマンスの高さで人気を集めているXiaomiのスマホ。標準搭載のカスタムOS「MIUI」は細かい所まで作り込まれていて、快適な操作感が支持されています。
一方、ユーザーから多くの批判も受けています。理由は、広告の表示が多すぎるためです。設定メニューにまで広告が表示されるようになっています。
今回、Xiaomiはユーザーの不満を受けて、不適切な広告やユーザーエクスペリエンスを損なうMIUIの広告数を減らすことを計画していると発表しました。既に広告スペースの数を減らし始めており、今後数カ月の間にさらなる削減を予定しているとのことです。
同時に、Xiaomiはユーザーの興味に合わせた広告の最適化を進めており、さらに広告自体をオフにすることもMIUIの設定からできるようになっています。
Xiaomiは原価スレスレでスマホを発売した後、ソフトウェアサービスや広告で利益を出すビジネスモデルをとっています。
広告の最適化によって、少ない広告スペースでも収益を維持できるようになれば、Xiaomiのスマートフォンのコスパは損なわれずユーザーにとっても満足する結果になるでしょう。
XiaomiのビジネスモデルではMIUIの広告を全て廃止することは現実的ではないため、最適化の施策をとって広告スペースを調整し、ユーザーとの間で最適な落とし所を見つけていくのではないでしょうか。
2019年第1四半期のXiaomiの決算で、同社の総収入は27.2%増加して438億元(約6,900億円)となりました。純利益は21億元(およそ325億円)で、前年同期比22.4パーセントの成長が報告されています。
Source : Gizmochina
アドウェアスマホとか・・・