2019年3月19日。Xiaomi Corporation(以下Xiaomi)は2018年12月31日に終了した事業年度の監査済み連結業績を発表しました。
2018年度決算ハイライト
総収益は、前年比52.6%増となる1,749億1,540万人民元(約2兆8,938億円)
売上総利益は、前年同期比46.4%増の221億9,190万人民元(約3,670億円)
当期純利益は、134億4,800万人民元(約2,224億円)
IFRSに基づかない調整後純利益は85億5,500万人民元(約1,415億円)
この結果に、XiaomiのCEOであるLei Jun氏は
「2018年、Xiaomiは我々の“トライアスロン”ビジネスモデルのおかげで、同業他社との激しい競争に直面しながらも輝き続けることができました」
Lei Jun氏は、かねてより「ハードウェア+小売+インターネット」のエコシステムに辛抱強い投資を行いながら利益を出していく、トライアスロン理論を提唱していますが、自身のビジネスモデルにあらためて自信をのぞかせています。
またXiaomiのレポートでは、RedmiをはじめBlack Shark、Meitu、POCOといったマルチブランド戦略が、それぞれゲームユーザーや女性ユーザー、ハイテク愛好家といった対象ユーザーに対して、スマートフォン市場で確固たる地位を築いたとしています。
Xiaomiは、RedmiやPOCOといったサブブランドが展開されるインドで6四半期連続でシェア1位となりました。
スマートフォン出荷台数は、西ヨーロッパで前年同期比で415.2%増と好調。またインドネシアでも同じく前年同期比で299.6%増加しで第2位となっています。
Xiaomiの国際収益は前年同期比118.1%増の700億人民元(約1兆1,578億円)となり、総収益の40.0%を占め、昨年より12ポイント増加しています。
今後の展開に関してXiaomiは引き続きマルチブランド戦略を進めながら、さらに市場を開拓してインドでの成功をインドネシアや西ヨーロッパといった主要な市場で再現するとしています。
Source:Xiaomi
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