中国のXiaomiとスウェーデンのIKEA(イケア)がコラボし、スマート家具のDIYキットを生産しているようです。先日はXiaomiは20Wのワイヤレス充電テーブルの詳細を明らかにしました。
テーブルは完成品ではなく、IKEAらしく自分で部品を買って組み立てるDIY(Do it Yourself)方式のもの。Xiaomiがどのように組み立てれば良いのか動画で紹介しています。
ワイヤレス充電テーブルは2種類の部材で構成されます。20Wのワイヤレス充電モジュールは15ドル、IKEAのテーブル天板は17ドルで購入可能なため、合計で32ドル(3500円)という低価格で作成可能。もちろんテーブルの脚も買う必要はありますが、一般に、20Wのワイヤレス充電器は4000円ほどなので驚くべき安さでしょう。
組み立て方は、IKEAの通常のテーブルの天板に工具で丸い穴を切削して、Xiaomiの「Qi」対応のワイヤレス充電器をはめ込むという中々ワイルドな方法。
ワイヤレス充電は、置くだけで充電が開始されるため有線で充電するよりも遥かに楽ですが充電速度が遅いという欠点もあります。しかし、IKEAとXiaomiが開発しているワイヤレス充電テーブルは20Wと高出力です。
見た目的にもスマートフォンをテーブルの上に置くだけで充電されるので、シンプルで格好良いはずです。ただ、このワイヤレス充電テーブルは一部分にのみワイヤレス充電モジュールが埋め込まれる為、正確な位置にスマホを置く必要があります。
ワイヤレス充電器は充電速度が遅い、価格が高いなどまだまだ課題が残っています。しかしワイヤレス化によって煩わしいケーブルが無くなるため見栄えは良くなり、無線イヤホンなど周辺機器の充電も楽になります。
なお、動画内で使われたIKEAのテーブルは「LINNMON」という名前で日本のIKEA(イケア)でも発売中。Xiaomiのワイヤレス充電部品だけ手に入れることができれば自分でDIYできるかもしれません。
Source: Gizmochina
日本だと一般のご家庭には集成材を綺麗にくり抜く工具がないだろな……(´・ω・`)