テレクトリスト・ディスカッション第18弾となる今回のテーマは「ワイヤレス充電は必要か」です。
2009年発売のPalm Preから始まり、Nokia、Samsung、そしてGoogleなどと続き今となっては多くのフラッグシップモデルが対応するワイヤレス充電。さらには近日発表のOnePlus 8 Proがついにワイヤレス充電対応といった噂や、ホールレススマホの存在、そして有線と同様にどんどん速くなっていく充電速度。これからさらにワイヤレス充電はメジャーとなっていくことでしょう。
しかし、その分端末が厚くなったりコストがかかったりと良いことだけではありません。そんなワイヤレス充電ですが、必要？それとも不必要？読者の皆さんはどう思いますか？是非皆さんの意見をコメント欄にお寄せください。
必要派
オプションとしてワイヤレス充電対応カバーがあったPalm Pre 画像：TechRadar
Sekey
スマートフォンにあればとても嬉しい機能の一つ。
置くだけで充電できるのは楽です。トイレに行くときにスマートフォンを充電器から外す必要もありません。ポッとワイヤレス充電器から持ち上げるだけでOK。充電スピードも大事ですが、ワイヤレス充電に対応していることもポイントになりますね。
もちろんコストも上がるんですが、あると嬉しい。メーカーにはもっと積極的に採用してもらいたい。
sekken
必要だと思いますし、実際に私はほとんどの充電をワイヤレスで済ませてしまっています。有線と違ってパッドに置くというワンアクションだけで済むワイヤレス充電はとても便利です。
最近のスマホはType-C以外の端子が用意されていないことが多く、例えば音楽を聴きながら充電をしたい時にはワイヤレス充電は重宝します。Bluetoothは何かと不安定なので、イヤホンは有線派です。
ポンと置いて充電できるのはもちろんですが、何より「ワイヤレス充電」は最高にかっこいいのです。そういう点でも、ガジェットとしてスマホを持つならワイヤレス充電は必須じゃないですか?
red-mint
ワイヤレス充電は必要だと思います。
ガジェットが増えるたびにコンセントが占領され、ケーブルが増え、有線充電は見た目が良くないです。
やはりデバイスを置くだけで自動的に充電できる、というのは非常に大きなメリットです。見た目的にもスマートだと思います。有線充電の場合、ケーブルの着脱が正直めんどくさいです。とはいえ他の方も指摘しているとおり、ワイヤレス充電だと充電中の操作がやりにくいというデメリットがあります。
個人的には有線充電ポートも残しつつ、メインはワイヤレス充電になってほしいですね。
不要派
ワイヤレス充電非対応のフラッグシップモデル、realme X50 Pro。やはり価格を抑えるためには非対応がいいのか 画像：AndroidPIT
telektlist管理人
ある分には不満は無いのですが、特に必要でも無いと思います。
ワイヤレス充電は、スマホを動かせないのでスマホを充電しつついじるという事が困難。スマホの充電がほぼ無いけどLINE返信しないと...みたいな場面では結局有線を使うハメになります。つまり、ワイヤレス充電を使っても有線充電を残さないといけなくなります。ストレスレスな充電方法のはずが、コードが更にグチャグチャに...
特定条件では便利ですが、スマホの本体も分厚くなってしまうので無くても全然大丈夫です。
早川あさひ
ワイヤレス充電に対応しているに越したことはありませんが、有線充電と同等の速度を確保できない限りは、充電時のファーストチョイスにはなり得ないと思っています。
初めてワイヤレス充電を体験したのは、Xiaomi Mi Mix 2Sをメイン機として使用していた頃です。Xiaomi純正のワイヤレスチャージャーを購入した当初、目新しさゆえ積極的にワイヤレス充電を使おうと試みました。しかし、有線充電に比べてのんびりした充電速度にフラストレーションがたまってしまい、最終的に就寝時のみの使用に落ち着いています。
ユーザーの皆さんにとって、スマートフォンを充電する時は「なるべく早くバッテリーを満タンにする」ことが最優先なのではないでしょうか（これは私だけでしょうか）。充電スピードが最も大事な私の場合、有線とワイヤレスの充電速度の差を考えると、前者でケーブル着脱に必要な数秒の時間・手間はあまり惜しくありません。
ただし、ワイヤレスが有線と同等の充電スピードを手に入れられれば素晴らしいと思いますので（既にスピードの勝負は始まっていますよね）、今後の技術革新に期待したいです。
Kohei
あると便利ですが、現状を考えるとない方がいいのかなと思います。
今あるフラッグシップモデルは多くがワイヤレス充電に対応していてこれからもその数は増えていくでしょう。しかし年々、特に今年になってどのメーカーもフラッグシップモデルの価格が上がっていっています。さらに今後、画面内カメラやグラフェンバッテリーなど新技術の採用でさらなる値上がりは確実と言っていいと思います。そう考えると、少しでも値段を抑えるためにワイヤレス充電は非対応でいいのではないでしょうか。
まとめ
ライター陣の意見は、3：3と賛否が綺麗に分かれる結果に。やはり便利さを取るか、速さを取るか、といったところでしょうか。来年のiPhoneはホールレスになるといった噂もあります。コンセプトモデルではあるものの既に存在するホールレススマホ。さらに東大が部屋のどこでもワイヤレス充電ができる、つまりワイヤレス充電器にすら置く必要のない技術を開発に成功しています。将来ワイヤレス充電はもっと進化を遂げていくことでしょう。
読者の皆さんはどう思われましたか？是非皆さんの意見をコメント欄にお寄せください。
一部屋程度が充電範囲の空間充電が実現しない限りは、今のところあまり実用的なメリットは無いように感じられます。
防水端末は端子キャップの劣化防止のために無線充電の方が良いと思いますが。