Snapdragon 8+ Gen 1とSnapdragon 7 Gen 1が正式発表されました。Snapdragon 8+ Gen 1搭載機のリリースは7月以降となります。Snapdragon 7 Gen 1の初搭載機はOPPO Reno8シリーズ(5月23日正式発表が確定。)となる予定です。
Snapdragon 8+ Gen 1の概要
SD 8 Gen 1に比べた最大のアップグレード点は省電力性とみられます。Qualcommによると30%の省電力になるとのことです。これは、TSMC4nmプロセス製造となったことが要因とみられます。その他、Snapdragon 8 Gen 1からオーバークロックもされています。
- Cortex-X2 3.2GHz 1個 (3.0GGHzから向上)
- Cortex-A710 2.8GHz 3個(2.5GGHzから向上)
- Cortex-A510 2.0GHz 4個(1.8GGHzから向上)
- Adreno GPU (10%性能向上)
多くのAndroidメーカーが採用したがるSoCとなることは確実で、Xiaomiは特に多くの搭載機のリリースを計画しています。
Snapdragon 7 Gen 1の概要
Snapdragon 7 Gen 1はミッドレンジ機向けながら4nmプロセスで製造されています。製造は(残念ながらTSMCでなく)サムスンです。主なスペックは以下の通りです:
- Cortex A710 プライムコア 1個 2.4GHz
- Cortex A710 パフォーマンスコア 3個 2.36GHz
- Cortex A510 4個 1.8GHz
- Adreno GPU (Snapdragon 778Gよりも20%性能向上)
前評判では、大きな性能向上では無いようですが、搭載機のベンチマークスコアに注目しましょう。
Snapdragon 8+ Gen 1とSnapdragon 7 Gen 1共に、搭載機が早く日本でも発売してほしいですね。Snapdragon 8+ Gen 1はサムスンの折り畳み機に搭載されるという噂があります。
Source: Qualcomm
クロック数上げてもここまでの省電力なのおもろいな