SHARPは、ミッドレンジ機AQUOS sense7 plusが台湾市場向けに7月15日より発売しています。価格は14,990台湾ドル(約6.7万円)と、日本価格とほぼ同じになります。
SHARPのAQUOSスマホは、日本市場での展開が主となっていますが、今後海外事業にも力を入れていく方針のようです。台湾はSHARPの親会社である鴻海(ホンハイ)の地元となります。
Snapdragon 695搭載のミッドレンジ機
AQUOS sense7 plusは、Snapdragon 695搭載のミッドレンジ機となります。
- Snapdragon 695 5G
- 6.4インチ, IGZO OLED, 可変リフレッシュレート対応
- 76 × 160 × 8.2mm / 約172g
- リアカメラ: 50MP(メイン・広角)+8MP(超広角)
- フロントカメラ: 8MP(超広角)
- 6GB+128GB, 1TBまでのmicroSDカードに対応
- 5,050mAh
- eSIM + 物理SIM
- 3.5mmイヤホンジャック搭載
- IPX5・IPX8/IP6X
このスペックで約6.7万円という価格設定は、正直、日本以外の市場での競争は厳しいと言わざるをえません。高コスパなSnapdragon 695搭載機(例えばPOCO X5)であれば、半額近い価格設定で売られているのが現状です。
ただ、SHARPの親会社の地元である台湾であれば、独自の販売チャネルの開拓等で強みを生かせる可能性もあります。
日本市場・3大キャリアとの関係に依存していた日系メーカーの事業撤退が相次いでいます。SHARPのAQUOSスマホ事業の海外市場開拓は果たして上手くいくでしょうか。
Source: SHARP(台湾)
これ日本のキャリアの割引前提の価格設定だと思ってたけど、まさか海外でもこの値段で出すとは