CHUWI LarkBoxレビュー。持ち運びに便利な世界最小のミニPC

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現在クラウドファンディング中で、既に約1億円もの資金を集めているCHUWI LarkBox。ミニPCであるLarkBoxですが、世界最小を謳っているだけあり他のミニPCとはその小ささが違います。

今回は、メーカーのCHUWI(ツーウェイ)様より実機を提供して頂きましたので、実際の使い勝手や性能などをレビューしていきます。

記事執筆時点で、最安25%オフの149ドル(約1.6万円)のプランは残り13個となっています。また、クラウドファンディング期間は後4日で終了します。買うつもりの方はなるべくお早めにどうぞ。

クラウドファンディングページはこちら

製品概要

製品名:LarkBox
・OS:Windows10 Home
・サイズ:61x61x43(H)mm
・重量:127g
・CPU:Intel® Celeron J4115
・GPU:UHD Graphics 600
・メモリ:LPDDR4 6GB
・ストレージ:128GB eMMC
・WiFi:802.11a/ac/b/g/n(2.4GHz/5GHz)
・Bluetooth: 5.0
・インターフェース:USB-A 3.0×2、HDMI、Type-C、128GB Micro SD、3.5mmイヤホンジャック

LarkBoxは所謂ミニPCと呼ばれる部類で、その小ささは数値からも明らか。実際に開封し、初めて手にした際はその小ささに驚きました。

その小ささから、テレビ横に置いてテレビボックスとして、出先のホテルでテレビに繋いで仕事用に、などといった使い方にピッタリです。

化粧箱・付属品

内容物は

  • LarkBox本体
  • ACアダプタ(USB Type-C)
  • VESAマウント用の金具、ネジ

といたってシンプル。ディスプレイやキーボード、マウスはもちろん、HDMIケーブルも付属していないため自分で用意する必要があります。

右が製品版に付属するACアダプタ 画像:engadget

また、ACアダプタですが製品版ではより小型のものが付属するとのことです。(Source:engadget

外観

その何よりの特徴の小ささを分かりやすくするため、りんごと並べて置いてみました。手に握った感じでは野球ボールと同じくらいでしょうか。とにかく小さいです。

そして前面に見えるのは電源ボタンと、排気口。ここからファンにより中の空気が排出されます。

背面には、電源用のUSB Type-C、4K出力対応のHDMI、そしてUSB-A 3.0が2つ。筆者は有線キーボードと有線マウスを使用しましたが、そうなると全てポートが埋まり見栄えも良くないため、気になる方は無線のものの使用をお勧めします。

前から見て右面にはイヤホンジャックとmicroSDカードスロットが。反対の面は何もありません。

上面にはCHUWIのロゴと吸気口

下面には四隅に滑り止め、上下にはVESAマウント用のネジ穴があります。そして真ん中のM.2 SSDが示すように、蓋を開けるとそこにM.2 2242 SSDスロットがあり拡張が可能となっています。

普段使いや軽いゲームなら問題なしの性能

ミニPCであり、スペックからもわかるように性能は高いと言えるものではありません。しかし、普通にブラウジングや記事執筆、YouTubeを視聴などしていてかくつき等はありません

試しに、Minecraft JAVA版の最新版で、表示チャンクを8チャンクに変えたりFPS制限をなしにしたりとデフォルト設定を少しいじった状態でプレイしてみましたが、平均FPSは30~40ほど。読み込みがラグく一桁FPSいったり、バイオームで差はありますが、最低でも20、最高で50といったところ。

ゲーム用PCではありませんが、Minecraftといった比較的軽いゲームやブラウザゲームなどは、とても快適と言えるほどではないにしろ、問題なく遊べるレベルと言えるでしょう。

Cinebench R20

パソコンのレビューということで、定番の「Cinebench R20」と「Geekbench 5」、「CrystalDiskMark」を回してみました。

まずはPCのベンチマークにおいてメジャーと言えるCinebenchでCPU性能をチェック。

CHUWI LarkBoxのCPUは2019年第4四半期に発表されたIntel Celeron J4115。そのスコアは568で、それに近いスコアは2015年発売の第5世代i5-5300Uなど。

Intel Celeronはエントリークラスではありますが、時とともに技術も進化するもの。日常使用においては問題ありません。

Geekbench

スマートフォンにおいてもお馴染みのGeekbench。CHUWI LarkBoxのCPUは先述の通りで、GPUはIntel UFD Graphics 600です。シングルスコアは413、マルチスコアは1440

https://browser.geekbench.com/v5/cpu/3159463

詳細なスコアについてはリンク先からご覧ください。

CrystalDiskMark

上のCinebenchとGeekbenchはCPUやGPUの性能を計測するものですが、こちらはストレージの読み書き速度を計測するソフトです。

CHUWI LarkBoxのストレージ規格はeMMCとなっており、パソコンにおいてよく見られるSSDと比べて性能は劣っています。しかし、サイズはよりコンパクトで省電力性に優れ、今となってはフラッグシップモデルなどではUFSのスマートフォンのストレージも、数年前ではeMMCが主流でした。

また、電源オンから最初のログイン画面になるまでの時間を計測してみましたが、約20秒とそこそこの速さ。他の動作においても遅すぎてイライラするといったことはありませんでした。

発熱・音はそこまで気にならない

こうも小さいと気になってくるのは、やはりファンの発する音と発熱ではないでしょうか。

サーモセンサーで表面温度を計測したところ、ブラウジングなどの軽いタスクでは上がっても38度ほど。Minecraftなどのゲームでは43度ほどとなりました。

熱くなるのはファン部分を除いた上部と横部分で、下は熱くなりません。熱い部分を触っても温かいなと感じる程度で、反射で手を引っ込めるほどのものではなく、ずっと触っていない限りやけどすることはないでしょう。

ファンの音ですが、他に音を発するものが何もなければ少し気になるかな程度で、扇風機の音であったりイヤホンをしていれば気にならないほどです。また、ゲーム時にはずっとファンが回って音がしますが、軽いタスクでは回っては止まって、回っては止まっての繰り返し。この繰り返しが気になる方は気になってしまうかもしれません。

まとめ・出先のホテルでの使用やテレビボックスに最適

不満点をいう不満点も見つからず、強いて言うならファンの音が気になる人には気になるといったことくらい。最安で149ドル(約1.6万円)ということを考慮すれば、性能に関しても言う事はありません。

世界最小と言うだけあって省スペース化や携帯性に優れるLarkBox。テレビに繋げて動画配信サービスを利用したり、出先のホテルのテレビに繋いでの仕事などに大いに役立つことでしょう。筆者としても、これからは出先に嵩張るノートパソコンを持って行かずに済みそうで大助かりです。

クラウドファンディングはあと4日で最安プランは残り13個!

クラウドファンディングでは既に約1億円、約7100人のバッカーを集め、残すところ4日となっています。

記事執筆時点で25%オフ最安プランの149ドル(約15700円)は残り13個となっています。それを逃すと次に安いのは、CHUWI公式サイトからクラウドファンディングページに飛ぶことで表示される22%オフの155ドル(約16400円)のプランです。少しでも安く買いたい方はお早めにどうぞ。

→25%オフのページはこちら

→22%オフのページはこちら

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Writer


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 コメント

※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します

  1. 匿名 2020.08.04 22:43 ID:8b9925270 返信

    時とともに技術も進化するもの
    ってあるけど2017年に発表されたJ4105との違いがぱっと見定格1.5から1.8GHzになっただけみたい(バーストは同じ)

  2. 匿名 2020.08.04 23:20 ID:3a3b07736 返信

    CHUWIってツーウェイって読むのか今までチューウイって読んでた

    • 匿名 2020.08.05 15:24 ID:262b98d00 返信

      間とってチューエイにしよう

  3. 匿名 2020.08.04 23:26 ID:e66a803cc 返信

    これは提供品なんですか?

    • 匿名 2020.08.05 05:29 ID:c363b3dcd 返信

      タイトルにPRって無いから提供なわけねぇよなぁ!?って思ってたら
      文中に提供していただいたとか書いてあるわw

      • 匿名 2020.08.05 09:00 ID:0464d2fb3 返信

        Sponsored by CHUWIって書いてるじゃん・・・

  4. 匿名 2020.08.06 02:17 ID:24a086815 返信

    値段なりでしかないな