Red Magic 5Sが正式発表。予想されたSnapdragon 865+搭載ではなく、Snapdragon 865搭載となり、前モデルRed Magic 5Gからのマイナーアップグレード機種となっています。
基本スペック
- Snapdragon 865
- 6.65インチFHD+(19.5:9)AMOLEDディスプレイ
- 144Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート(ショルダーボタンは320Hz)
- 8/12/16GB LPDDR5 RAM+ 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4500mAhバッテリー、55W急速充電に対応
- 画面内指紋認証
- リアカメラ:64MPメイン(IMX686 f/1.8 1/1.72)+8MP超広角(f/2.0)+2MPマクロ、8K15FPS、4K30/60FPS
- インカメラ:8MP(f/2.0)
- デュアルステレオスピーカー
- イヤホンジャック
- ショルダーボタン
- 冷却ファン
- RGBライト
- 168.6×78×9.8mm、218g
Lenovo Legion DuelやROG Phone 3といった他のゲーミングスマホがSnapdragon 865+を搭載する中、Red Magic 5SはSnapdragon 865を搭載。前モデルと比べて基本スペックは変わらず、主な違いはその冷却性能とGPUとなっています。
なお、Red Magic 5SのAntutuスコアが66万点という記事を昨日公開しましたが、本モデルのAntutuスコアについては引き続きフォローします(nubiaの社長が公開したスコアなので信憑性はあると思いますが、通常の条件下で測定しても66万点近く出るかなど、情報収集していきます)。
また、最近発表された2機種のゲーミングスマホにはないイヤホンジャックを搭載。ゲーミングスマホとしては当然かもしれませんが、ゲーミングスマホからも姿を消しつつある現状、一つのアドバンテージとなり得るでしょう。
前モデルより冷却性能が向上
ティザーにもあったように、Red Magic 5Sでは新たに銀プレートのクーリングパッドを搭載。他の銅を使用している機種よりも冷却性能に優れているとのこと。
さらに、前モデルと比べ排気口は56%大きく。冷却ファンは15000RPMと、前モデルと比べ変更点はありません。
GPUがパワーアップ
Red Magic 5Sのもう一つの特徴は、GPUの性能向上「GPU Boost」です。独自技術により、ラグなしでさらにスムーズにゲームをプレイすることが可能とのこと。
しかし、GPU Boostを使用するためには、専用の外付け冷却ファンを同時に使用しなければならないそうです。この専用冷却ファンはIce Wind Cooling Boxと呼ばれ、冷却効率を56%向上させ、最高で25℃も温度を低下させることを可能としています。
また、ファン自体にもイヤホンジャック(端末本体にも搭載)とUSB Type-Cポートがついており、USB-PDで30Wの充電に対応します(端末本体は55W)。
グローバル版は9月発売
RAM・ストレージ構成や価格は以下の通り。
- 8GB/128GB:3799元(約5.7万円)
- 12GB/256GB:4399元(約6.6万円)
- 16GB/256GB:4999元(約7.5万円)
カラーは画像左の新色アイスウインドシルバーと、右の赤青ダブルトーンのサイバーネオンの2色のみ。中国では8月1日より販売開始となり、グローバル版は9月発売とのこと。
また、telektlistでは私KoheiがRed Magic 5Sの実機レビューをする予定です。Red Magic 5Sについて何か質問がある方は、コメント欄にお寄せいただければレビュー記事でカバーさせていただきます。
Source:GIZMOCHINA, GSMArena
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