実機レビュー：Xperia XZ3 Dual【良くも悪くも未完成】

Xperia XZ3 Dualは2018年9月に発売されたスマートフォン「Xperia XZ3」の海外モデルです。デュアルSIMに対応しており、6.0インチの有機ELディスプレイとSnapdragon 845を搭載しているのが特徴的です。

投稿してくださった音無琴乃羽様、ありがとうございました。

Xperia XZ3 Dualのスペック概要

https://telektlist.com/smartphone_info/sony-xperia-xz3/

購入について

　購入の決め手

旧機種F8132が故障し急遽購入。XPERIA 1 J9110が高すぎて次点で購入

　購入場所・購入時期・購入価格

購入場所：じゃんぱらで購入

購入時期：2019年6月13日

購入価格：実売54,980円

　購入モデル

XPERIA XZ3 DUAL H9493 CustomizedHK

4GB/64GB

Bordeaux Red

化粧箱・付属品

本体、説明書各種、1.5A充電器(UCH20 Type-UK)、充電ケーブル(UCB20)、変換ケーブル(EC-260)、イヤホン(HM-750)、イヤーピース

本体デザイン

旧機種がZ1、Z3C、X Performance、XZPremiumと『古き良きXPERIA』デザインだったため受け入れるのには時間がかかった。実際指紋認証の位置をカメラと間違えることは多かった。が時間と共に慣れていき背面デザインも慣れてくれば対応は出来た。

全面ガラス設計のわりに硬く割れにくい。ただし指紋などがつきやすく目立つ。

　ディスプレイ

6.0inch WQHD+(2880x1440) 、アス比18:9、 一部湾曲の有機ELディスプレイを内蔵し、高画質・高コントラストを実現している。

有機ELの最大の特徴である『黒の無灯火』は特に便利で、上下のベゼルと完全に色が一致し
違和感なく見ていられる。またナイトモード、ブラックテーマでの運用時の見やすさは段違い。

旧機種と全体サイズが変わらないのに1インチ大きく、また解像度も高いというのは嬉しい誤算でもあった。

ソフトウェア・アプリ

基本UIは従来のXperia同様使い勝手がいいが、その分音楽ソフトでATRACが使えない、ビデオソフトでPiPやイヤホン操作が再生/停止しか出来ないなど使い勝手の悪さが際立っていたように感じる。

Android10アップデート直後は致命的なバグも激しく、この記事を書いている時点で通信が繋がらない、よくクラッシュするなどの症状がある(改善されると思うが)

動作・ゲーム性能

起動は早いし基本的な動作は軽いが、別にぬるぬるでもない。
発熱はそこまで激しくはないがそれなりに多い。
音と画面の遅延も少なくはないため音ゲーでは不利。

Android10以降の2画面システムは、従来のOS標準機能よりは使いやすいと感じている。

カメラ性能・写真サンプル

そもそもLive2Dモーショントラッキングは、最低限の活動でしか使わないので判定しかねる。4K HDRクラスの撮影に対応しているが、4K HDRとなるとデータサイズがバカにならないので平時は2K程度にしている。

スピーカー・音質

基本的に『スマホとしてはいい部類』
自分はWI-1000Xなどのハイレゾイヤホンを常用するためスマホ本体で音はあまり聞かないが、悪いとは思わない。

マイクについては通話の標準以上の音質はあるが、その程度。

電池持ち・充電速度の印象

常用する上ではなんの問題もないが、電池持ちは若干悪いかと思う。

が、充電速度はQC3.0対応なだけあって爆速と言っていいほど早く、バッテリー残量はそこまで気にはならない。

その他独自機能について

サイドセンスは誤動作も多いが非常に便利。

まとめ

　良い点

　悪い点

　全体的な感想

格安でそこそこいいスマホがほしいならXperia XZ3はまだ現役。
中古でいい製品を買いたいならJ9110やJ9210の方を勧める。
古き良きXPERIAがほしい人はXPERIA 1 II XQ-AT52を勧める。

Androidエントリーユーザーなら後継のXPERIA 1 SO-03Lを勧める。

評価： 3.5/5点

価格・購入先

Xperia XZ3の 4 GB/ 64 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 103,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

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