実機レビュー：Xperia L3【割り切ればまだまだ使える】

Xperia L3は2019年2月に発売されたスマートフォンで、5.7インチディスプレイやHelio P22を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったkeppy様、ありがとうございました。

Xperia L3のスペック概要

https://telektlist.com/smartphone_info/sony-xperia-l3/

購入について

購入の決め手

代替機が必要だったから

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所：fnac cannes店で購入
購入時期：2019年8月
購入価格：199ユーロ

購入モデル

本体色：ブラック

化粧箱・付属品

化粧箱は上から被せるタイプのものですが、底面がフラットになっておらず開けやすいです。イヤホンは、差込口がL型のインナーイヤー型が付属しています。カナル型でないのは評価が分かれるかもしれません。

説明書は英語やフランス語などです。充電コードは、1ｍほどのデータ転送対応タイプが付属。充電器はヨーロッパ仕様となっています。

本体デザイン

角は曲面になっており、縦長で細身なので持ちやすさはあります。ただし、縦長なので上下に移動が長い点がネックになるかもしれません。本体右側面に電源ボタン、音量ボタン、指紋センサーが集合しており、操作がしやすい点は嬉しいです。

背面は光沢仕様となっており、シンプルに「SONY XPERIA」とだけ書かれているため見栄えは良いです。ただ、指紋や傷がつきやすいです。また、プラスチック感があり、あまり高級感があるとは言えません。カメラ部は窪んでおり、置いてもがたつきがない点は素晴らしいです。

ディスプレイ

発色は普通です。HD+ですが、あまり気になりません。UMIDIGI A1 Proと比べると、やや黄色が強い印象を受けます。

ソフトウェア・アプリ

ほぼ素のAndroidといった感じです。独自アプリは音楽再生、サポートアプリ程度のものです。カメラアプリでは、画面を上から下にスワイプするとアウトカメラ・インカメラの切り替えが行えます。

 

動作・ゲーム性能

簡単なゲーム程度であれば、気になることはないような性能です。その他、ネットサーフィンや動画視聴をするくらいであれば、不自由はしないでしょう。

カメラ性能・写真サンプル

日常的にスナップやSNSを利用するには、なんら困らない性能です。ただし、遠い距離にある被写体を写す場合、デジタルズームの性能が低く、描写が粗くなってしまうことがマイナスポイントです。

スピーカー・音質

スピーカーはモノラルのものが底面にあるだけとなっており、やや貧弱な印象を受けます。

電池持ち・充電速度の印象

急速充電には対応しておらず、充電速度は遅く感じます。バッテリーは1日は持ちますが、２日は持たないといった印象です。

その他

海外モデルですがNFCに対応しており、交通系電子マネーの残高が確認できます。なお、おサイフケータイには対応していません。

側面の指紋認証センサーは使いやすいです。SIMカードトレイは、nano SIM2枚にmicroSDのトリプルスロットになっています。

まとめ

良い点

悪い点

全体的な感想

発売から1年以上経過しており、廉価モデルであることから、今から新規購入はおすすめできません。スピーカーは必要最低限の性能であるため、ある程度の割り切りが必要です。

防水対応ではないが日常の使用で困ることはないと思います。NFCに対応していますが、読み取りのみとなっているため、おサイフケータイとしての使用はできません。

評価：4点／5点満点

価格・購入先

Xperia L3の 3 GB/ 32 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 25,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

• AmazonでXperia L3を購入する

その他実機レビューはこちら