Xiaomi Poco X3 Pro:実機レビュー【コスパ最強】

Xiaomi Poco X3 Proは2021年3月に発売されたスマートフォンで、6.67インチディスプレイやSnapdragon860を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったかああああ様、ありがとうございました。

スマホ名のスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.67インチ, 1080 x 2400, IPSディスプレイ, 395ppi
サイズ165.3 x 76.8 x 9.4mm, 215g
システム
OSAndroid 11
SocQualcomm Snapdragon 860
CPUKryo 485 8コア, 2.96 GHz
メモリ(RAM) 6GB / 8GB
ストレージ 128GB / 256GB,  microSD最大1000GBまでSIM2スロットを使用
カメラ
メインカメラ 48 + 8 + 2 + 2MP, F値/1.8, クアッドカメラ, LEDフラッシュ, PDAF
メインカメラ特徴
前面カメラ 20MP, F値/2.2
センサ類 指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 IPX3, 落下する水滴を受けても問題なし, イヤホンジャック あり
その他特徴デュアルスピーカー, ハイレゾ対応
バッテリーType-C, 5160mAh
https://telektlist.com/smartphone_info/xiaomi-poco-x3-pro/

購入について

購入の決め手

価格が安く性能が高いスマホが欲しかったため。

購入場所・購入価格

購入場所:eBayで購入
購入価格:約280ドル

購入モデル

グローバル版6GB+128GBモデルを購入。本体色はファントムブラック。

化粧箱・付属品

箱は頑丈で、雑な扱いされても中には問題のないような感じでした。また色が黄色と黒の二色構成でかなりかっこよく、プレミア感もあります。

イヤホンは付属しておらず、33W高速充電ができる大きな充電器とUSB Type-Cのケーブルが入ってました。ケーブルの長さは50cm程度で、最低限の長さはあります。

他にカバー、POCOシール、SIMピン、保証書とシンプルな操作ガイドが同梱されていました。保護フィルムは貼り付け済みですがプラスチックなのであくまで仮のフィルムと言う感じがしました。

本体デザイン

背面はサラサラなプラスチックとガラス?のようなツルツルとした素材でのハイブリットでした。シンプルですが個人的にかなりかっこいいと思います。またPOCOと大きくロゴマークがありこれは人により意見が分かれるポイントだと思います。個人的にはかなり好きです。POCOのロゴマークは光の角度によって反射が違くて面白い構造です。

カメラはかなり出っ張っていますがケースを付けると保護され、机の上においても端っこを押さないとぐらつきません。机に置いて操作してみましたがガタツキは感じられませんでした。

側面はアルミのような加工がされていて高級感と質の良さが伺えます。右側面には指紋認証センサーと音量調節ボタンがあります。下面にはUSB Type-Cのポート、イヤホンジャック、スピーカーがあります。また、上面にはIRブラスターとノイズキャンセルマイクがあります。

私自身3万円以下しか触ってきたことがないのでなんとも言えませんが背面がマットな感じで大人っぽい高級さを感じます。私の旧メインのRedmi Note 9sと比べてもこちらのほうが質感は高い気がします。ただし重さが215g、ケースを付けると245gくらい行くのでかなり重たいです。また厚みがかなり厚いので私の旧メインのredmi note 9sと比べても持ちにくさは圧倒的にPoco X3 proだと感じました。

ディスプレイ

ディスプレイの発色は良好。フルHD+なので解像度も文句無しです。ただ有機ELじゃないのが若干惜しいところです。また120Hzにも対応していて、ぬるぬるでTwitterなども快適です。

ソフトウェア・アプリ

Xiaomi系列はやはりソフトウェアが甘いですね。操作性はCPUや120Hzの高リフレッシュレートのおかげで悪くはないですが、やはりバグが多いかなという印象を受けます。

例えばNova lancherなどのサードパーティ製のホーム画面カスタマイズ機能を使うと、フルスクリーンジェスチャーが使えないという問題などがあります。ただゲームターボやセカンドスクリーンといったXiaomi独特の機能は面白く魅力的かなと思います。今後のアップデートに期待です。

動作・ゲーム性能

動作はやはりSnapdragon 860を搭載しているだけあってかなり快適ヌルヌルに使えます。私はFPSゲームはやらないのですがシュミレーションゲームを良く楽しみますので、高画質でヌルヌル動いてくれるのはとてもいいです。

ただ少し気になる点があり、特定のゲームで結構頻繁にFPSが20以下になることが多く、使用率を見てみるとGPUがたった30%くらいしか動いてないという現象があります。やはりソフトウェアの最適化や作りの甘さが目立つ気がします。

熱問題は自分が触っている分にはそこまで熱くは感じませんがCPUの温度は80度前後を行き来していて、結構熱めかなといった印象を受けます。ベンチマークやゲームやめるとすぐに50度台まで行くので冷却はそこそこ追いついているような感じがします。

原神もプレイしてみましたが高設定でモンド城内だと50FPS前後、外だと場所にもよりますが60fps張り付きでした。最高設定だと城内で40〜45fps、外だと場所にもよりますが49〜55fpsくらいでした。

Antutuベンチマークは実機で49万点を前後でGeekbenchではシングルが749点、マルチが2593でした。他の方と比べるとちょっと低めでした。

カメラ性能・写真サンプル

1枚目は木をバックに公園を撮影しました。白飛びもせずに2万円台なのにかなり検討していると思います。しかしAIをオフにしても若干色が濃い目かなとは思います。インスタグラムなどに適してる感じがします。AI補正を消したいなら自己責任ですけどGCAMにAPKをダウンロードするのもありかなと思います。

夜景は全体的に明るく写っているもののやはり暗いところは潰れてしまっていて値段相応な感じがします(プライバシーのためナンバープレートなどを修正しております。ご了承願います)。

また動画撮影は4K30fpsやフルHD60fpsでも手ブレ補正が聞くのでそこはかなり評価が高い気がします。ただしちょっと動画撮影はボケるかなといった印象です。

ポートレートはきれいに縁からボケていてかなり好印象です。マクロカメラは200万画素しかないのでおまけ程度かなと感じます。全体的に4万円台のスマホと言っても過言ではないくらいきれいです。

スピーカー・音質

スピーカーは音も大きく、まずまずの性能という感じがしました。またステレオスピーカーなのもポイントの一つです。

音質は音量MAXにすると若干音割れがあるかなといった感じですが、ほんとに気をつけて聞かないとわからないレベルです。重低音は結構苦手な感じで音割れをしてる感じがします。ただ、普通の音楽の低音程度では音割れしないでしょう。イヤホンは他のスマートフォンと変わらない感じです。

電池持ち・充電速度の印象

電池持ちはだいたいゲームやYouTubeをヘビーに使っても7時間から9時間くらい持ちます。TwitterやYouTube メインの人は10時間くらい持ちそうな印象です。

YouTube1時間再生で約8%から10%位減ります。ゲームなどをすると意外と早く減る印象です。参考までにAssoluto RacingというゲームのFHD最高品質で1時間プレイしたところ13%減っていました。

充電速度は発熱のせいで速度が落ち、あまり速くないように感じます。しかし35度以下程度にしてあげるとフルの性能が出せてかなり速い感じがします。早く充電したいときはカバーを外して場合によっては扇風機を当ててあげるなどの工夫が必要かもしれません。

参考までに30分で53%、1時間で96%、フル充電は1時間22分でした。(最後はいたわりのために充電速度がかなり落ちるそうです)

その他独自機能について

独自機能についてですが一番オモシロイと思ったのはデュアルアプリですね。ログイン、ログアウトをいちいちしなくてもかんたんにサブ垢に入れるのは結構魅力的です。

またアプリロックという他人に見られたくないアプリをロックすることができたり、見られたくないファイルをロックしてパスワードまたは指紋認証を通さないと見れない用に設定出たりできたりできます。かなり面白いです。結構重宝するんじゃないですかね?笑

まとめ

良い点

・高性能
・高速な充電速度と長い充電持続
・ユニークな独自機能

気になる点

・ソフトウェアのバグが多い
・CPUの性能がソフトウェアの関係でフルに引き出せていないことが多い
・発熱問題による弊害

全体的な感想

2021年5月現在Aliexpressでは約249ドル前後で売られています。安さは大変魅力的ですが、やはりソフトウェアの完成度とMIUIやPoco lancherのバグの多さが気になります。

性能や画面などは申し分ないのでもう少し待ってソフトウェアアップデートで今までのバグが治るのを待ってから買ったほうがいいと思います。ソフトウェア問題が解決されたら5段階中4.5点だと思います。

また予算に余裕のある人は1万円足してPoco F3を買ったほうがいいかなと思います。有機ELだしCPUに性能もPoco X3 Proより高いです。このスマホは2万円台と安くて性能も高く画面やカメラもまずまずで、普段使い用として2万円台のスマホの中ではコスパ最強だと思います。

評価:4点/5点満点

価格・購入先

Poco X3 Proの 6 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 34,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

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