UMIDIGI Z2 PROは2018年12月に発売されたスマートフォンで、6.2インチディスプレイにHelio P60を搭載しているのが特徴です。
投稿してくださった二週様、ありがとうございました。
目次
UMIDIGI Z2 PROのスペック概要
基本スペック | |
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ディスプレイ | 6.2インチ, 1080 x 2246, IPSディスプレイ, 403ppi |
サイズ | 153.4 x 74.4 x 8.3mm, 165g |
システム | |
OS | Android 8.1 |
Soc | Mediatek Helio P60 |
CPU | Cortex-A73 x4 + Cortex-A53 x4 8コア, 2.2 GHz |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ | 128GB, sd_card microSD最大256GBまで |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 16 + 8MP, F値/1.7, デュアルカメラ, デュアルトーンLEDフラッシュ, PDAF |
メインカメラ特徴 | camera |
前面カメラ | camera_front 16 + 8MP, F値/2.0, IMX371, デュアルインカメラ |
センサ類 | 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 顔認証ロック |
機能 | 防水 非対応, イヤホンジャック なし |
バッテリー | battery_charging_full2.0, Type-C 1.0, 3550mAh |
購入について
購入の決め手
ZenFone3の動作に不満があったため
購入場所・購入時期・購入価格
購入場所:Amazon.co.jp
購入時期:2019年5月半ば
購入価格:クーポンを利用し、約2万5,000円
購入モデル
UMIDIGI Z2 Pro Twilightカラー
化粧箱・付属品
化粧箱は傷に弱い材質です。高級感は全くなく、UMIDIGI製品をご存じの方々にとっては「いつもの箱」です。
ただし、端末を傷つけない役目は十分に果たされています。
付属品は赤色のUSBケーブル(A to C)、3.5mmイヤホンジャック変換ケーブル、ACアダプター、SIMピン、簡易説明書の5点です。
また、本体には保護フィルムと保護カバーが装着されています。
本体デザイン
センター上部に2つのカメラと指紋センサーを備えた、一般的なデザインです。カラーリングには流行りのグラデーションが採用されています。美しい光沢で完成度は高く、見た目には満足できるかと思います。
フレームは黒っぽく、クロムメッキで仕上げたかのような質感で、一般的なミドルレンジの端末よりも高級感があります。
ディスプレイ
発色は良好です。フルHD+の解像度ですので、美麗な動画を楽しめます。一部ゲームでは帯が出てしまうのが気になる方もいらっしゃるようです。
ソフトウェア・アプリ
ほぼ素のAndroidとのことです。設定項目の一部が日本語化されていないなど、作りこみが甘い部分も見受けられましたが、一般的な使用の範囲内(*)では特に問題はありません。
*少し詳しい方なら、開発者モードから最小幅を調整されるかと思いますが、ここに大きな問題があります。600dpi前後に設定すると画像のようにOSが破損してしまい、初期化が必要となるのです。大画面であるだけに、これは非常に残念なバグでした。
動作・ゲーム性能
アプリの起動や切り替えでのもたつきを感じることはありません。音楽ゲームをプレイしてみたところ、フレーム落ちすることなく快適にプレイ出来ました。
カメラ性能・写真サンプル
UMIDIGIの端末の特性として、チューニングが甘いため、画像にメリハリ・明瞭さが感じられずノイズ感があります。暗所になると、他の方もレビューされている通り、この傾向が顕著なようです。
メーカーによって差が大きい接写に関しては、それほど悪くないと思います。
スピーカー・音質
音割れはなく、高音・低音ともに貧弱さは感じられません。
しかし、モノラルスピーカー(端末底部)ということもあり、前面ステレオスピーカーが珍しくなった今日では物足りなさを感じる方も少なくないかと思われます。
電池持ち・充電速度の印象
可もなく不可もなしといった印象です。
本機はワイヤレス充電に対応していることをアドバンテージとしていますが、こちらは遅さを感じます。デスクワークで常に定位置に置く方なら有効活用できるかと思います。
その他独自機能について
ユニークな機能ではありませんが、Wi-Fi感度が低めです。
木造住宅で5GHz帯を使っている場合、壁を2枚挟むと快適に利用できない可能性が高いと思います。
まとめ
良い点
②そこそこ使えるSoC
③デザイン
悪い点
②スピーカーの配置
③受話口の傾き
全体的な感想
カラーリング、フォルムは素晴らしいですが、ソフトウェア面で完成度のバランスが取れていません。したがって、メイン機としての利用はおすすめできません。
中華スマートフォンに理解のある方、サブ機としてきれいな大画面スマートフォンを手にしたい方には良い買い物になるかもしれません。
評価: 1.5/5点
価格・購入先
Z2 Proの 6 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 36,000円でした。購入時の参考にどうぞ。その他実機レビューはこちら
コメント
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