実機レビュー:Ulefone T2【普段使いのスマホとして優秀】

Ulefone T2は、中華スマホメーカーUlefoneが2019年8月に発売したスマートフォンです。

投稿してくださったよっしー様、ありがとうございました。

Ulefone T2のスペック概要

基本スペック
ディスプレイ 6.7インチ FHD+ 2280×1080 19:9
サイズ 167.6× 80.3 × 8.65 mm
システム
OS Android 9 Pie
GPU Mali-G72 MP3
CPU MediaTek Helio P70 MT6771 2.1GHz オクタコア
メモリ(RAM) 6GB
ストレージ 128GB(microSD対応)
カメラ
メインカメラ 1600万画素+800万画素デュアルカメラ F1.8
前面カメラ 800万画素カメラ F1.8
センサー類 指紋認証センサー、顔認証
機能 防水防塵無し, デュアルSIM(nanoSIM) , VoLTE , OTG , NFC
バッテリー 4200mAh(急速充電 18W ,ワイヤレス充電10W)

購入について

 購入の決め手

ちょうどいい大きさの画面であり、安価で、動作もまずまず高速であるから。

google playがふつうに使えることと、日本語対応であることもポイントが高い。

 購入場所・購入時期・購入価格

Banggoodで2019年9月注文、およそ20日で到着、およそ30300円

 購入モデル

国内発売なし

Ulefone T2 6.7 inch 16MP Dual Rear Camera NFC 6GB 128GB Helio P70 Octa core 4G

化粧箱・付属品

マット調の品のある箱で、安物の感じはしません。ナイロンでパック包装されていたものの、中華スマホではしばしば見られるように、内箱にもすでに結構指紋が付いていました。

付属品は写真のごとく、2Aの充電器(日本仕様ではないブタ鼻)、USBコード、イヤホン変換コード、USB変換コード、SIMピンが入っていました。

他に保証書と最低限の操作説明書があります。(日本語ページはありましたが、あやしい日本語でした。操作説明書内にある「あきらめる」という言葉はおそらく免責のことなのでしょう。)

ケースはよくフィットするものがあらかじめ付属しています。画面カバーもすでに貼付されていて、もう一枚新品が予備で封入されています。

本体デザイン

緑を購入しましたが、格好いいと思います。背面はプラスチック感がしますが、安物な感じはありません。

カメラは出っ張っていて、少々ホコリが付着しますが、さほど気にはなりません。本体は割と大型ですが持ちやすいです。ボタンの位置やクリック感も悪くありません。

写真の比較画像は左からズルトラ(Xperia Z ultra,179 × 92 × 6.5 mm 6.4inti)、honorの8x max(177.6 ×86.3 ×8.1、7.12inti)、本製品(167.6×80.3×8.65、6.7inti)です。

 ディスプレイ

とくに気になる点はありません。本製品はsharp製で発色の良さを売りにしているようです。個人的にディスプレイが際だって良いとは感じませんでしたが、美しいことに変わりはありません。

ソフトウェア・アプリ

余計な自家製アプリは皆無です。小生はHuaweiのHonorを使用してきましたが、アップデート後から、Google製品の挙動が非常におかしくなり、トラフィックも多く非常に重くなった経験があります。

しかし、今回はそのようなことがまったく気になることはなく、スマホ内にはシンプルな最低限アプリと、生のアンドロイドそのものしか入っていませんでした。

Googleplayはプリインストールきちんとされており、全く問題なく動きますし、アップデート後も問題ありません。

私は以前からMicrosoft launcherを使用していますので、さっさとインストールしてしまいました(写真は、同ランチャです、オリジナルではありません)。Google製やサードパーティの使いやすいものをダウンロードされたほうがいいかもしれません。

 独自機能

さほど独自性はないような気もしますが、その分無駄なアプリを省いたシンプルなスマホです。いくつかメーカー品の「メモ帳」「ファイルソフト」などが入っています。電卓が関数電卓なのが個人的にお気に入りです!

NFCにも対応しています。

動作・ゲーム性能

小生はゲームをやりませんが、日常使いのメール、LINE、ネットサーフィン、SNS、動画閲覧などはストレスなくサクサクと動きます。

カメラ性能・写真サンプル

ふだん使いには問題ありませんが、拡大すると少しつぶれているかなと思ってしまうこともあります。また、AF性能は少し落ちてしまうと思います。

さらに、他スマホと比べると、予め組み込まれているカメラの機能が限られているため、やや見劣りします。open cameraなどを入れるといいのではないでしょうか。

スピーカー・音質

所詮スマホなので、あまり気にしていませんが、充分な音量は出ています。

電池持ち・充電速度の印象

巨大スマホのように、「何日たってもほぼ満タン」などということはありません。

一日使っていると、充電は50%くらいまで減ります。

まとめ

 良い点

①大画面で使い勝手がよい

②お値打ち価格

③SDカード個人的には必要なので◎

 悪い点

①スクショのやり方がわかりにくい(電源とボリュームの同時押しなどが出来ない)

②顔認識の反応がやや悪い

③カメラ性能(アプリ)にやや難

④新製品のためか、ケースの入手が難しいこと

 全体的な感想

現在、Ulefone T2の価格は30000円をすでに切っています。

大きな画面・中華スマホ特有のリスクなし・きちんとサクサク動くの3点を備えており、それでいてお財布に優しい価格なので、普段使いのスマホとしてそこまで問題点は感じないです。

ただ、入手先があまりないみたいで、Banggoodでは入手まで1ヶ月弱ほどかかってしまいました。しかし、最近は少しずつ海外オークションサイトなどでも購入ができるようですね。

 満足度:10点満点中8点

Source: Phablet.jp

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