Realme V15は2021年1月に発売されたスマートフォンで、6.4インチディスプレイやDimensity 800Uを搭載しているのが特徴です。
投稿してくださったryo様、ありがとうございました。
目次
Realme V15のスペック概要
基本スペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.4インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 411ppi |
サイズ | 160.9 x 74.4 x 8.1mm, 176g |
システム | |
OS | Android 10 |
Soc | Mediatek Dimensity 800U |
CPU | Cortex-A76 x2 + Cortex-A55 x6 8コア, 2.4 GHz |
メモリ(RAM) | 6GB / 8GB |
ストレージ | 128GB, sd_card microSDスロット無し |
カメラ | |
メインカメラ | camera_rear 64 + 8 + 2MP, F値/1.8, トリプルカメラ, LEDフラッシュ, PDAF |
前面カメラ | camera_front 16MP, F値/2.5 |
センサ類 | 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス |
機能 | 防水 非対応, イヤホンジャック なし |
その他特徴 | ハイレゾ対応 |
バッテリー | battery_charging_fullType-C, 4310mAh |
購入について
購入の決め手
錦鯉色のあまりの派手さに思わず衝動買いしました(笑)
購入場所・購入時期・購入価格
購入場所:JD.com
購入時期:1月14日
購入価格:約2万5,000円(送料込み)、初回セールで1499元→1399元でした
購入モデル
中国版Realme V15、メモリ6GB、ストレージ128GBモデル、本体色は錦鯉色
化粧箱・付属品
化粧箱は全体的に黄色に統一された派手な印象ですが、チープさはないと思います。
本体以外の付属品はシリコンケース、SIM取り出しピン、イヤホンジャックとType-Cの変換ケーブル、50W充電対応充電器、50W充電対応ケーブル、説明書、保証書です。
また、早期購入特典か分かりませんが、おまけでRealme純正の有線イヤホンも同梱されていました。
本体デザイン
前面は今時のスマホとほぼ同じ構成で左上にパンチホールのあるタイプのベゼルレスタイプとなっています。
パネルは一見すると2.5Dのように縁が少し曲がっているように見えますが、実際は曲がっていません。
パネルとフレームの部分は段になっていますが違和感はありません。液晶パネルを搭載した他モデルより軽くて薄いため、操作するときも疲れにくいです。
そして、この機種最大の特徴といってもいい背面。錦鯉色というあまり見かけない色で思わず衝動買いしてしまいました。
実物を見ると、写真では表現できない独特のグラデーションで、これだけで満足です。
言葉で表すのも難しいですが、一言でいうと、遊戯王のシークレットレアカードのような光り方をします(笑)。
欠点は、ガラスでないようなのでそのままポケットに入れると傷がついてしまいそうなのと、ツルツルテカテカなので指紋が付くととても目立つことです。
カメラ部分が2~3mmほど出っ張っているのも欠点ですが、付属のシリコンケースを取り付けるとケース部分がカメラの出っ張りを一部上回り、地面に置いても傷が付きにくいようになっています。
しかしシリコンケースが完全に透明ではなく、薄くグレーがかっているので、本来の派手さが少し弱まってしまい、悩みどころです。
ディスプレイ
ディスプレイはこの価格帯では珍しく有機ELを採用しています。
前まで使用していた有機EL採用のGalaxyA7と比較しても違いはなく、色合いも良く、安い液晶パネルにありがちな残像もありません。
しかしこの価格帯で有機ELを搭載したのが原因かは分かりませんが、下の部分の縁が他のスマホより少し大きいのが個人的に気になります。
画面内指紋認証を採用していますが、指紋認証中に一瞬白い光がとても強く光るのでそこが焼き付かないか心配になります。
顔認証はとても早くマスクをしていても認証するので、マスク必須のこのご時世でも実用性が高いです。
ソフトウェア・アプリ
OSはAndroid 10ベースのrealme UIを採用しています。中国国内向けのモデルのため、PlayストアやGoogleMap等のGMSが一切なく、中国向けアプリが大量にプリインストールされています。
しかしGMSは外部サイトからPlayストアをインストールすると問題なく使え、中国向けアプリもほぼすべてアンインストールできる仕様のため、特に問題はありません。
動作・ゲーム性能
動作はカクツキが全くないとはいえませんが、日常の操作で不満を感じるほど遅いことはありません。
Antutuベンチマークを測ると326726点と出ました。2万円台で買えることを考えるとコスパはかなりいい方だと思います。
realmeUIはOPPOのcolorOSをベースにしているようで、素のAndroidと比べると操作が結構異なることがあるので、そこは要注意です。
カメラ性能・写真サンプル
近所の花壇と建物を日中と夜間とで比較して撮影しました。
設定は画面比率以外特にいじっていませんが、夜間の撮影は夜景モードを使って撮影しました。
正直に言いますが、カメラは期待しないほうがいいです。日中でも安物スマホにありがちな葉っぱや石ころが油絵みたいな状態になってしまいます。
しかし普段使いには困らない性能なので、カメラに拘らない人はそれほど気にならないと思います。
▲広角モードを使って同じ花壇を撮影しましたが、画質はさらに落ちます。縁の部分がかなり怪しいですが、この価格で広角モードが撮影できるだけ良しとしています。
スピーカー・音質
スピーカーの音量や音質はこの2万円台の価格帯としては問題ないように感じますが、今時ステレオスピーカーでないのは気になります。
しかし2万円台でステレオスピーカーを搭載していること自体珍しいので、ここも妥協しています。
電池持ち・充電速度の印象
電池持ちは5000mAh搭載の他のスマホより悪く感じるかもしれませんが、充電スピードが速いので気になりません。
付属の充電器とケーブルを使えば50W充電が可能となり、30分~40分もあれば電池残量0%でもほぼ満充電できてしまいます。
50W充電は付属の充電器とケーブルセットでないとできない仕様のようなので、注意が必要です。
その他独自機能について
楽天モバイルをメインで契約していますが、購入してそのままSIMカードを挿入しても電波を拾いませんでした。
原因を色々調べて設定するとVoLTE対応の状態で通信・通話できるようになりましたが、設定が複雑なので一般のスマホユーザーにはおすすめできません。
auも同じ設定が必要になると思いますが、docomoとソフトバンクは恐らくカードを挿入してAPNを設定するだけで使えると思います。バンドが国内ほぼフル対応なだけにここは残念だと思いました。
まとめ
良い点
・有機ELディスプレイ
・50W充電の圧倒的早さ
気になる点
・MicroSDスロットなし
・VoLTE公式非対応
全体的な感想
2021年1月時点の価格は、JDで1,399元~1,499元。日本円で2万3,000~2万4,000円+送料で購入できます。
この価格帯で有機EL搭載、Antutuスコア32万点超えはかなりコストパフォーマンスがいいと思います。
そして、スマホの背面の錦鯉色が、コスパがどうでもよくなるくらい良く、これだけで買う価値はあると思います。
GMSの導入や中華アプリのアンインストール、VoLTE有効化等色々手のかかる端末ですが、数年前のXiaomiや他の中華スマホもこんな感じの手間のかかる端末だったと覚えています。
最近の日本国内で流通している中華スマホは簡単に設定できてしまう反面少し物足りない感じがあったので、久々に刺激的な端末に出会えました。
設定は面倒ですが、錦鯉色に惹かれた方にはおすすめの端末です。
評価:4点/5点満点
価格・購入先
Realme V15 5Gの 6 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 24,000円でした。購入時の参考にどうぞ。現在、通販サイトでの購入が可能です。
その他実機レビューはこちら
コメント
※暴言・個人攻撃等は予告無しに削除します