実機レビュー:OnePlus 7T【コスパ最高】

OnePlus 7Tは2019年10月に発売されたスマートフォンで、6.55インチディスプレイにSnapdragon 855+を搭載しているのが特徴です。

投稿してくださったALATA様、ありがとうございました。

OnePlus 7Tのスペック概要

基本スペック
ディスプレイ6.55インチ, 1080 x 2400, 有機ELディスプレイ, 402ppi
サイズ160.9 x 74.4 x 8.1mm, 190g
システム
OSAndroid 10.0
SocQualcomm Snapdragon 855+
CPUKryo 485 8コア, 2.96 GHz
メモリ(RAM) 8GB
ストレージ 128GB / 256GB,  microSDスロット無し
カメラ
メインカメラ 48 + 12 + 16MP, F値/1.6, トリプルカメラ, OIS(光学手ぶれ補正), デュアルトーンLEDフラッシュ, EIS(電子手ぶれ補正), PDAF, 2x光学ズーム
メインカメラ特徴
前面カメラ 16MP, F値/2.0, IMX471, センサーサイズ: 1/3.1インチ, ピクセルサイズ: 1.0µm
センサ類 画面内指紋認証センサ, 加速度センサ, 近接センサ, ジャイロ, コンパス, 顔認証ロック
機能防水 防滴, イヤホンジャック なし
その他特徴Dolby Atmos
バッテリー3.1, Type-C 1.0, 3800mAh
https://telektlist.com/smartphone_info/oneplus-7t/

購入について

購入の決め手

第一子が産まれたので子供の写真が綺麗に撮れるスマホが欲しくなり、前々から狙っていたこの機種を購入。

購入場所・購入時期・購入価格

購入場所:Banggoodで購入
購入時期:2020年3月
購入価格:諸々込で約5万8000円

購入モデル

OnePlus 7T グローバルROM版、メモリ8GB、ストレージ256GB、色はグレイシャーブルー

化粧箱・付属品

ネットで化粧箱の画像は見ていましたが、実物は想像より大きく感じました。

発色の良い赤いカラーリングやしっとりした独特の箱の手触りは、いかにも高級品が入っている、特別な物が入っているといった印象で、開ける前から気分が高まりました。

本体と台紙の下に、30Wワープチャージに対応したアダプタ、ケーブル、SIMピンのついた台紙と透明な樹脂(エラストマー?)製のケースが同梱されています。

本体デザイン

とにかく、背面のデザインがクールです。トリプルカメラは中央上部に円形にまとめられ、存在感があります。


このシンメトリーデザインは(かつての)モトローラのスマホにも通ずるものがありますね。

加えて気に入ったのは、つや消し加工されたすりガラスの背面材質です。指紋が付きづらいというメリットはもちろんですが、光があたった時の独特の鈍い反射は、なかなか写真では伝わりづらい魅力かもしれません。

手触りもさらさらで非常に満足度が高く、ついつい何度も手に取りたくなってしまいます。カバーも付属されていますが、個人的には多少リスクがあってもそのままで使いたいと思います。

ディスプレイ

有機ELのスマホは久々ですが、やはり発色が綺麗ですね。

90Hzの高リフレッシュレートディスプレイは、ウェブのブラウジング時にスクロールが滑らかで感動しました。ただ、私はゲームをしないのであまり恩恵を受けられないし、当然相対的にバッテリー持ちが悪くなると思うので、一旦60Hzに戻しました。

60Hzで使っている分にはバッテリーの面で全く苦労しないので、恐らく90Hzにしても困らないとは思いますけどね。

ソフトウェア・アプリ

このスマホを選んだ理由の一つが、評判のよいOxygenOSです。

基本的には純正Androidに忠実に、かつカスタマイズ性を高めるような作りになっていて、「かゆいところに手が届く」OSだと感じました。


魅力はたくさんありますが、地味ながら個人的に最も役立っているのが「クイック起動」です。

画面内指紋認証をするとき、そのまま指を動かさずに待つと、任意のアプリを起動するよう設定できます。私はここに普段使っている決済アプリのLINE Payを登録しており、レジですぐにQRコードを提示できるようにしています。

動作・ゲーム性能

ゲームをプレイしないため残念ながら手応えをお伝えすることができませんが、通常使いの範囲では非常にサクサク動き、ストレスとは無縁です。

カメラ性能・写真サンプル

同じビルを同じ地点から見上げて、通常モードと超広角モードで撮ってみました。こうして比べるとだいぶ画角が広がりますね。

色合いもホワイトバランスも自然ながら鮮やかで、フォーカスも素早く満足です。

特に感動したのはスーパーマクロでした。ボールペンの先を極限まで物理的に近づいて撮影してみました。ペン先のボールやインクのカス、プラスチックの細かい傷までくっきり撮影され、ただのボールペンの写真なのに迫力を感じます。

夜景も撮影しました。暗い空と街灯のコントラストがハッキリ区別されて、メリハリがありました。

スピーカー・音質

スピーカーは上部と下部2箇所のステレオスピーカー。ステレオの分離は良く、臨場感ある動画鑑賞ができます。

電池持ち・充電速度の印象

少なくとも60Hzリフレッシュレートで使っている限りは、一日の間音楽再生、ブラウジングしながら持ち歩いても全く困りません。

その他独自機能について

このスマホだけの独自機能ではありませんが、差別化要因としてはやはりOxygenOSです。前述の「クイック起動」の他にもう一つ気に入っているのが、ホーム状態から左にスワイプすると現れる「シェルフ」の画面。

iOSのウィジェット、純正AndroidのGoogleアシスタントに似た機能ですが、シンプルで拡張性が高く実用的です。使用頻度の高いアプリやシンプルなメモにすぐアクセスでき、ウィジェットをそのまま表示する事もできます。

まとめ

良い点

①印象的なカメラ配置や独特の光を放つ背面ガラスなど、唯一無二のデザイン
②素早く起動・フォーカスしどんな状況でも綺麗に撮影できる表情豊かなカメラ
③シンプルながら自分のスタイルに合わせてカスタマイズできるOxygenOS

悪い点

①本体の大きさ:以前まで使っていたEssential Phoneに比べて大きくなり、男性にしては比較的手の小さい私は片手では操作が厳しくなりました。覚悟はしていましたが。

②マナーモード切り替えスイッチ:向かって右側に着信音モード/バイブレーションモード/サイレントモードを切り替えるトグルスイッチがあるのですが、普段使うモードはバイブモードのため、ポケットから出し入れする際に上下にズレてサイレントや音の出るモードに切り替わってしまう事があります。これは物理ボタンじゃなくてよかった気も。

③カラーバリエーション:さんざんデザインを褒めておきながら言うのもなんですが…カラーにもう少し選択肢があるといいかなと思いました。このデザインなら最近流行りのプリズム感のある白や、指紋が目立たない材質を活かしたより暗いブラックなどがあればそちらを選んでいました。でも、このブルーも気に入っていますよ。

全体的な感想

カメラの質、チップセットの性能等からして、総じてコスパ最高だと思います。

ステレオスピーカーの音の迫力には驚きました。やはり、家でゲームや動画鑑賞をスマホでする人には大満足だと思います。(←私自身はあまりこの使い方をしないのですが…)

OxygenOSはカスタマイズ性が高いOSですが、あまりこだわらない人にとってはこんなに選択肢はいらないと思うかもしれません。逆に、ライフスタイルに合わせて合理的に自分仕様にしたい人におすすめできます。

野暮なメーカー本位のカスタムAndroidや純正Androidに物足りなさを感じてきた人の「2台目以降のAndroidスマホ」という位置づけかなと思いました。

とにかく、「デザインが目を引くカメラスペックの高いハイエンドスマホ」を探していた私にとっては良い買い物となりました。

評価:  4/5点

価格・購入先

OnePlus 7Tの 8 GB/ 128 GB モデルの発売時の価格は日本円で約 58,000円でした。購入時の参考にどうぞ。

現在、通販サイトでの購入が可能です。

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