Qualcommが5nmプロセスで製造されたミッドレンジ機向けSoC、Snapdraon 780Gを正式発表しました。Snapdragon 765G/Snapdragon 768G(7nmプロセス製造)の後継となります。
例年であれば、ハイエンド機向けSoC(今シーズンであればSnapdragon 888)とほぼ同時期に発表されていましたが、今回は3ヶ月遅れとなりました。出荷は第二四半期(4~6月)となるようです。Snapdraon 780Gの製造受託はTSMCでなくサムスンですが、世界的な半導体不足の影響でリリースに遅れがでている模様です。
Snapdragon 780Gのスペック概要
Snapdragon 780Gのスペック概要は以下の通りです。
CPU | Kryo 670 2.4GHz
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GPU | Adreno 642 |
AIエンジン | Hexagon 770 AI(12TOPS) |
5Gモデム | X53, 3.3 Gbps (mmWave非対応) |
その他 |
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CPU/GPUの処理性能がSnapdragon 765G/Snapdragon 768Gからどこまで向上したかはベンチマークスコアが正式に出るのを待つ必要がありますが、前評判では30~50%向上するとみられています(AnTuTuスコアで、30万点強 → 40~50万点。)
Mi 11 Lite (5G)に初搭載か
Snapdragon 780GはMi 11 Lite(5G)に初搭載される可能性があります。Mi 11 Lite(5G)は早ければ日本時間3月30日にも発表されるかもしれません。
Pixel 5, OnePlus Nord, Galaxy A51 5G等の多くのヒット機種に搭載されたSnapdragon 765Gの後継機種となるSnapdragon 780G。半導体不足の問題さえ乗り越えられれば、2021年も多くのヒット機種を生み出すことができるでしょう。
Source:Qualcomm
これが噂されてた775かな?
相変わらず700番台には4K60fpsが撮れずか…
あとSamsungの5nmなのね
TSMC忙しいし仕方ないか