海外旅行に行った時に必要となるのが現地携帯キャリアのSIMカード。海外の一部の国ではプリペイドプランとポストペイドプランという二種類のプランから選ぶことが可能ですが、日本人にとっては馴染みが薄いものとなっています。
この記事では二つの違いをざっくりと解説します。海外旅行や海外移住などの際に、今回記事で紹介した内容を理解できているとSIMカードの用意がスムーズに進みます。
プリペイド・ポストペイドとは
プリペイドプラン(Prepaid Plan)とは通信費用を前もって払うプランのことです。ポストペイドプラン(Postpaid Plan)は月末もしくは周期的に請求される通信費用を毎月継続して支払っていくプランを指しています。
プリペイドプランに契約期間は存在しない一方、ポストペイドプランには明確な契約期間が存在しています。前者は使い切りSIMカード、後者は日本のキャリアの二年縛りなどを想像すると分かりやすいでしょう。観光客として訪れている場合は基本的にプリペイドプラン一択となりますが、プリペイドプランは長期滞在者やローカルユーザーからも人気です。
国やキャリアによって違いもありますが、プリペイドプランからポストペイドプランに電話番号をそのままに変更するということも可能になっています。
プリペイドのメリットとデメリット
プリペイドのメリット
- ポストペイドに比べて低価格でインターネット通信が利用できる
- 毎月の経済状況に応じてデータ通信量の変更ができる
- 使い捨てのSIMカードとして利用ができて便利
- 契約や面倒な手続きが不要(国やキャリアによる)
プリペイドのデメリット
- 一つの電話番号を維持したい場合は定期的にコンビニやアプリからチャージ・トップアップ(支払い・更新)をする必要がある
- チャージを忘れた場合はスマートフォンで通話やインターネットが利用できない状態になる
- チャージはコンビニや個人商店、ショッピングモールなどでも出来るが、観光客と気づかれると高めのチャージ代金で売られる場合がある
- SIMカードを買い替えると電話番号が変わってしまうため、連絡が不便になることがある
- 一定期間に利用できる通信量に制限がある場合がある
ポストペイドのメリットとデメリット
ポストペイドのメリット
- 毎月の支払いをクレジットカードの自動引き落としにできる
- チャージをする必要がない
- ポストペイドでしか契約できない割引プランなどをセットにできる
- 選べるプランがとても豊富
ポストペイドのデメリット
- 最安値のプランを選択してもライトユーザーの場合は費用が割高になる
- 通信キャリアとの契約が必要
- ユーザーの経済状況や条件によっては契約が難しい場合がある
筆者の場合はプリペイドプランから電話番号をそのままにポストペイドプランに変更をしました。ショップでの手続き時に「あなたはちょっとしかデータ通信を使っていないからプリペイドの方が絶対に良い」と言われましたが、毎月の支払いをクレジットカードの自動引き落としにできるメリットを取りました。
プリペイドプランに契約期間は存在しない一方、プリペイドプランには明確な契約期間が存在しています。?????