今年のXiaomiのフラッグシップモデルであるXiaomi Mi 9。この端末は通常60Hzのリフレッシュレートで動作しますが、「Mi 9の画面のリフレッシュレートを84Hzに変える魔改造MOD」がMIUIフォーラム上で公開されています。
https://forum.xda-developers.com/Mi-9/themes/mod-overclock-screen-to-84hz-t3942063(XDA Developersの英語による紹介ページ)
https://www.miui.com/thread-24921430-1-1.html(MIUIフォーラムのページ)
既に各ユーザーからXiaomi Mi 9での動作が確認されています。ソフトウェアの仕様上は他のMIUI端末でも動作するようですが、ディスプレイの仕様が違うので未知数です。
手順
まず始めに。当たり前ですが、このMODを使用していかなる障害が起こっても、誰も責任を取れません。自己責任で行ってください。危険性・ディスプレイへのダメージ等は未検証です。
root化
もちろん端末のroot化が必須です。このような記事を読む方は既にroot化させている場合が多いかもしれません。WEB上に日本語でも説明がありますので詳しい説明は割愛します。適当に調べながらroot化を済ませてしまいましょう。
Lanthanum System Toolbox.apkとdbto.imgをダウンロード
これらの必要なファイルをダウンロードします。上記のXDA Developersの投稿にファイルが落ちているので、2つをダウンロードしてください。apkファイルはインストールまで済ませておきましょう。
dbto.imgを適用させる
先程インストールしたLanthanum System Toolboxを起動します。この起動時にroot権限を要求されます。左上のハンバーガーメニュー(≡)から「Partiton Settings」を選択すれば、一覧にdbto.imgがあるはずです。dbto.imgを選択してExport image、任意の保存先を指定して保存します。この時にパスワードを要求されることがあるようです。その場合は「ydok」と入力してください。
この後、dbto.imgをFlashする必要があります。同様の手順で今度はFlash imageを選択してください。
再起動して完了
最後に端末を再起動します。もし成功していればここでリフレッシュレートが84Hzにアップグレードされているはずです。画面を見るだけではわかりにくいので、AIDA64や、testufo.comなどで実際の数値として確認することができます。testufo.comがブラウザ上で完結するので、そちらのほうが便利かもしれません。MIUIフォーラムとXDAにスクリーンショットがあったので、そちらを載せておきます。
おわりに
OnePlus 7 Proが90Hzに対応していたり各AQUOSスマホが120Hzに対応していたりと、最近はゲーミングスマホでなくても高いリフレッシュレートの端末が増えてきました。Mi 9は力技で84Hzで動作させられましたが、次のMi 10では公式に高fpsに対応するかもしれません。
そのうち私も手持ちのMi 9でこれを試してみようと思います。もし成功すればまた記事にしますね。
Source:MIUI Forum,XDA Developers
Xiaomi mi9 を84hz化すると
電池持ちはどのぐらい落ちますか?
出来れば比較などをして欲しいです