OxygenOS 9.5.7が今月の6日から配信開始されており、Oneplus 7 Proのカメラ性能が大きく進化するとOxygenOSのプロダクトマネージャーJimmy Z氏がフォーラムで明らかにしました。
Oneplus 7 Proは発売以来、DxOMarkで世界3位タイの高いカメラ性能が魅力の一つとして高く評価されていました。今回のアップデートはカメラ周りの改善がメインとなっており、その性能が更に強化される形になります。
OxygenOSとはOneplusの国際版スマートフォンに搭載されているAndroidベースのカスタムOS。
カメラ周りの主な改善点
- コントラストとカラーパフォーマンスの強化
- トリプルカメラにおけるホワイトバランスの一貫性の向上
- オートフォーカス精度と安定性の改善
- 光の少ない撮影シーンで緑色が強くなってしまう症状の修正
- HDRモードでのノイズ問題の修正
- 超広角モードでのコントラストと彩度の向上
- 超広角モードでの鮮明さ向上とノイズの低減
- 望遠モードでの鮮明さ向上とノイズの低減(光の少ない撮影シーン)
- 夜間の撮影シーンでの鮮明さと色調の向上
- 夜間の光が少ない撮影シーンでの明るさと鮮明さの改善
Oneplusは、今回のOxygenOS 9.5.7リリースと同時にいくつかの画像サンプルを公開しており、実際にどのように改善されているか確認することができます。
(1)のサンプルでは、地面のタイルの色味が濃くなっているほか、左上に見える空の色も鮮明さを増していることが確認できます。また、緑の色味の違いもよく分かる画像になっています。
(2)のサンプルでは、光の少ない夜間で撮影したものになっています。右の写真では窓一つ一つがはっきりと写っており、窓枠もシャープになっていることが確認できます。
(3)のサンプルは植物を撮影したものです。アップデート後の写真では葉っぱの緑色が少し暗めになっており、植物らしい自然な色味になっていることが確認できます。(1)のサンプルよりも緑の再現度向上が分かりやすいでしょう。
その他改善点
- 非純正アプリで通話をする際の音声品質向上(LINE通話など)
- スクリーンのタッチ感度向上
- 細かなバグの修正など
OxygenOS 9.5.7カメラ周りの改善点のほかに、非純正アプリでの音声品質の改善や細かいバク修正などが行われています。
スクリーンのタッチ感度向上という点ですが、OnePlusからは具体的な改善内容は明かされていません。しかし、OnePlus 7 Proの発売直後から一部のユーザーによって報告されたゴーストタッチ問題(スクリーンを操作していない状態で、勝手にアプリが動作する)の修正である可能性が高いでしょう。
Source:Oneplus Forums
不評だった色味が改善されてもう無敵ですね
でもここまでカメラ性能が上がると、DxOMarkの再テストが必要になりそうだけど……