Docomoが既存プランの値下げなどを発表しました。ahamo発表ほどのインパクトはないものの、まずまずインパクトの大きい内容です。ポイントとしては:
- 5G契約と4G契約がほぼ同料金に(大容量データを使うユーザにとっては5G契約のほうがむしろお得に。)
- ライトユーザ(月のデータ利用額3GB以下)は更に値下げ。実質30%強の値下げ。
- 初めてのスマホユーザには税込1628円(データ容量1GB)プランを開始
- MNP手数料の廃止
上記施策はいずれも2021年4月1日から適用となります。
発表内容の説明①:大容量プランの値下げ
「5Gギガホ プレミア」と「ギガホ プレミア」と新しいプラン名が付いてますが、実質的に値下げです。詳細は下表の通りとなります(税別表記です。)
分かりにくいと批判されたauの発表の「轍をふまず」非常にわかりやすい値下げです。最大で、税込2,750円の値下げとなります(5Gギガホプランで3GB未満しか使わないライトユーザに適用。)
発表内容②:「はじめてスマホプラン」提供開始
新たに、Docomo及び他社のガラケーユーザ向けのスマホプランも開始します。また、本プラン提供に伴い、既存プランの追加割引として提供している「はじめてのスマホ割」等は2021年3月31日をもって終了予定です。
項目 | 内容 |
---|---|
月額料金 | 1,628円 別途ユニバーサルサービス料がかかります |
月間利用可能データ量 | 1GB (1GBあたり1,000円で利用可能データ量の追加が可能) |
利用可能データ量超過後速度 | 送受信時最大128kbps |
音声通話 | 1回あたり5分以内の国内通話無料 (月額1,100円で国内通話無料) |
発表内容③:MNP手数料の廃止
auとSoftbankの対抗策にも注目
auとSoftbankの今後の対抗策にも注目です。筆者の個人的な予想は以下の通りです:
- auとSoftbankはahamoのような新プランは出さず、UQモバイルとワイモバイルの値下げ・サービス拡充でahamoに対抗する
- auとSoftbankは、既存の大容量プランの値下げ・サービス拡充を今回のDocomoと同程度行う
今後1〜2ヶ月以内にauとSoftbankの出方も明らかになってくるでしょう。Docomoが主導する形となっている携帯料金値下げへの動き、今後どのような展開を見せるでしょうか。
Source: Docomo
無制限で75kなら家に光回線引いてない若者層とかに需要ありそう