Xiaomiは自社のデバイスにAndroidをベースにした独自OS「MIUI」を搭載しています。現在Xiaomiは最新バージョンのMIUI11を開発しており、いくつかの機能を追加する予定です。
目次
次期MIUIで追加予定の機能とは?
次期MIUIで追加予定があるとされている機能には以下のものがあります。
プリインストールアプリからの広告削除
MIUIは一部プリインストールアプリに広告が表示されています。これまで広告を無効にするオプションは存在していました。しかしプリインストールアプリから広告を削除する手順は複雑でした。
MIUI11からはビデオプレーヤー、ミュージックプレーヤーといったアプリから広告が削除されることになります。
アプリの不必要な権限の削除
MIUIには不可解な権限をもたせているアプリがあります。例えば、天気アプリに位置情報やストレージへのアクセス権限があるのは当然と言えます。しかし、なぜか電話をかけたり受けたりする権限も持っています。しかも、権限を拒否するとアプリの起動に失敗してしまいます。
さらに、録音の権限を持っておりデバイス内に保存する権限さえあります。こうしたデータ盗難・プライバシー侵害に繋がりかねない不必要な権限は削除される予定です。
不必要なアプリの削除
Xiaomiの端末には、あまりユーザーに使われないにもかかわらずリソースを圧迫してしまうアプリがインストールされています。
例えば、ブラウザだけでMiブラウザ、Chrome、Opera、UCブラウザなどがインストールされています。ユーザーが4種類のブラウザを併用することはあまり考えられません。
その他にも、Opera News、Facebook,、MakeMyTripといった使用頻度が決して高くないアプリもあります。
次期MIUIでは、不必要なアプリは削除されるでしょう。
Digital Well-being機能の追加
Digital Well-being機能は、iOSではすでに導入されているスマホの利用状況を教えてくれる機能のことです。どんなアプリをどの程度利用したかを簡単に確認することができます。
こうした機能を活用することで自分がどれくらいの頻度でスマホを利用しているかがわかるのでスマホ中毒になることを防ぎやすくなるでしょう。
ダークモードの搭載
OnePlus、Samsungといったメーカーでは独自にダークモードを搭載するようになっています。ダークモードで各アプリの色調を黒くすることで特に有機ELディスプレイを搭載したスマホで節電効果を高め、ブルーライトから目を保護することが可能になります。MIUI11から、Xiaomiもダークモードに対応します。
顔認証時のロックスクリーン表示オプション
これまでのMIUI搭載デバイスでは、顔認証を行うと即座にロックが解除されホーム画面に移動していました。
便利なUXですが、一部のユーザーはAppleやHuaweiのように、ロック画面を表示するオプションを実装してほしいと考えていました。
次期MIUIではそのリクエストに応えて顔認証後もロック画面を表示し、画面のスライド操作でホーム画面に移動することができるオプションが追加される予定です。
新機能で更に利便性をアップ
ここで取り上げた機能の他にも、強化されたサウンドエフェクト機能、最適化された節電機能、ゴミ箱オプション等様々なものが追加される予定です。
Xiaomiはこうした機能を追加したり、あるいはブラッシュアップすることでデバイスの利便性を良くし、ユーザーエクスペリエンスを高めていくとのことです。
Source:GIZMOCHINA
中国独自UIとか金貰っても使いたくないわw