Android向けのみ、春から登場です。
首都圏の私鉄・バス各社が参加するPASMO協議会は、交通系電子マネーであるPASMOのモバイル版、「モバイルPASMO」が正式に開始することを発表しました。
モバイルPASMOではスマートフォンにPASMOを登録し、電車やバスなどの交通機関の利用やお買い物ができるようになります。さらにはモバイルSuicaのようにクレジットカードからのチャージ、インターネットで定期券購入そしてスマートフォンへの定期券登録ができるようになります。
今まで同様の機能はモバイルSuicaでできましたが、定期券発行はJR東日本区間を含む必要がありました。つまり、東京メトロや私鉄の定期券の発行は不可能でした。モバイルPASMOの登場でこの制約がなくなり、モバイル交通系電子マネーがJR東日本1社独占状態から開放されることになります。
Androidスマホのみ、iPhoneは(現時点で)非対応
モバイルPASMOが利用できるのは今の所Androidスマホのみとなっています。
条件は、端末購入時にAndroid 6.0以上だったおサイフケータイ対応端末となります。
iOSへの対応は今のところ発表されていません。iPhoneユーザーはもう少し待たされることになります。
定期券が発行できるのは一部区間のみ
現時点でモバイルPASMO定期券が発行できる事業者は以下のとおりです。
鉄道事業者
- 小田急電鉄株式会社
- 京王電鉄株式会社
- 京成電鉄株式会社
- 京浜急行電鉄株式会社
- 埼玉高速鉄道株式会社
- 相模鉄道株式会社
- 首都圏新都市鉄道株式会社(つくばエクスプレス)
- 新京成電鉄株式会社
- 西武鉄道株式会社
- 千葉都市モノレール株式会社
- 東急電鉄株式会社
- 東京地下鉄株式会社
- 東京都交通局
- 東武鉄道株式会社
- 北総鉄道株式会社
- 株式会社ゆりかもめ
- 横浜高速鉄道株式会社(みなとみらい線)
- 横浜市交通局
- 株式会社横浜シーサイドライン
バス事業者
- 小田急バス株式会社
- 株式会社江ノ電バス
- 川崎市交通局
- 川崎鶴見臨港バス株式会社
- 関東バス株式会社
- 京王電鉄バス株式会社
- 京成バス株式会社
- 西武バス株式会社
- 相鉄バス株式会社
- 立川バス株式会社
- 東急バス株式会社
- 東京都交通局
- 西東京バス株式会社
- 日立自動車交通株式会社
- 横浜市交通局
これらの区間でのみモバイル定期券を発行できます。主要なところで言うと、箱根登山鉄道、伊豆箱根鉄道、江ノ島電鉄、東葉高速鉄道、関東鉄道、多摩都市モノレール、湘南モノレールなどは非対応となります。このように、すべてのPASMO対応の事業者で使えるわけではありませんのでご注意ください。
スマートフォンにSuica以外の交通系電子マネーが登録できるようになりました。モバイルPASMOを皮切りに、全国各地のICカードがスマートフォンに登録できるようになるかもしれませんね。
モバイルPASMOの詳細は3月上旬に発表、サービス開始は2020年春よりとなっています。
Source : PASMO
(・∀・)イイネ!!
ナイス!
デメリットは、スマホ落としたら、パスモも同時に落とすと言う事・・・
まぁ、落とさなきゃいいわけだから、便利になりそうだ。