Galaxy FoldやHUAWEI Mate Xが発表されたことで一気に注目度が高まった折りたたみスマホ。
しかし、価格を目にしてがっかりした方も多いのではないでしょうか。
そんな中、Mi FoldあるいはMi Flexと呼ばれるXiaomiの折りたたみスマホが注目を集めています。
価格はなんと、Galaxy Foldの半額だというのです。
注目の価格ですが、iGyaanによると米国で999ドル、ヨーロッパで999ユーロ、インドで74,999インドルピー(1,087ドル)です。
999という数字はプレースホルダーの仮価格という印象もありますが、インドルピーが半端に具体的な数字になっているところが、なにやら信ぴょう性を感じさせます。
Xiaomiの強気な価格設定の秘密は、ディスプレイかもしれません。
SamsungとHuaweiはSamsung製の高品質OLEDパネルとBOEのディスプレイを使用していますが、XiaomiはVisionox TechnologyのOLEDディスプレイを使用するようです。
VisionoxはXiaomiのリクエストどおりに、折りたたみ式ディスプレイを開発したといわれています。
XiaomiはVisionoxテクノロジーがディスプレイ開発に専念できるように、開発および製造リソースのインフラにも資金提供を行ってきました。そして、実際に同社は最近折りたたみ式ディスプレイの特許を申請しています。
Xiaomiのサプライチェーンの投資家によると、発売は4月から6月の間といわれており、まず中国からはじまり順次世界市場で発売となる予定です。
事実であれば、時期的にはGalaxy FoldやHUAWEI Mate Xと同じか早くなる可能性があります。
MWC 2019で折りたたみスマホが注目を集めているのにもかかわらず発表しなかったXiaomiですが、同社は中国で近くイベントを予定しており、その場で発表となるものと推測されます。
スペックについてですが、Snapdragon 855チップセットと8GBから10GBのRAMを含むフラッグシップ仕様であるとのこと。
価格とスペックが事実であれば、Xiaomiの折りたたみスマホはスマホ市場に大きなインパクトを与えるかもしれません。
Xiaomiの折りたたみスマホは、今年一月に@evleaksが動画を掲載したことでその存在を知られるようになりました。
その後Xiaomiの共同創設者Lin Bin氏が中国のソーシャルメディアプラットフォームであるWeiboに動画を掲載したものの、公式には発表されないままになっていました。
Xiaomiの折りたたみスマホが画期的なところは山折り谷折りの違いこそあれ、二つ折りという共通点のあるGalaxy FoldやHUAWEI Mate Xと異なり、まさかの「三つ折り」なところです。
他社と違う「三つ折り」仕様もVisionox Technologyに特注したという情報を裏づけているように見えます。
動画を見る限り、かなりコンパクトで使いやすいようにも見えるのですが、続報を待ちたいと思います。
Source:iGyaan
ここまで価格破壊してくれるのは本当に凄い
セコい商売じゃなく最初から価格を切り詰めてくれるのは有難いし割と欲しいかも