Xiaomiのカメラは伊達じゃない!
先日発表されたばかりのXiaomi Mi 10 ProがDxO MARKで124点を獲得しトップとなりました。2位はHuawei Mate 30 Pro 5G、123点で惜しくも破れました。レビューの速さから注目度の高さが伺えますね。では早速内容を見ていきましょう。
Xiaomi Mi 10 Proはクアッドカメラで、
- 108MP、25mm相当 1/1.33インチセンサー f/1.69 メイン
- 12MP 50mm相当 1/2.6インチセンサー f/2 マクロ
- 8MP 94mm相当 f 1/4.4インチセンサー f/2 ズーム
- 20MP 16mm相当 1/2.8インチセンサー f/2.2 広角
という構成になっています。DxO MARKは今回のレビューにあたり1600枚の静止画と2時間ものビデオ撮影を行いました。「写真」も「ビデオ」も軒並み高得点で、その優秀さが伝わってきますね。
使い古された表現ですが、「まるで一眼で撮影した様」です。フォーカスの的確さ、すばらしいですね。人物から比較的距離がありますがピタリと合っています。露出も安定していて、色味も柔らかで見やすい仕上がりです。
広角に関しても文句なし、といったクオリティでしょう。全体的な色味から、撮影場所の気温が低いことが伝わってきます。その一方でHuawei Mate 30 Pro 5Gの広角も非常に優れており、甲乙付け難いものになっています。
ナイトモードではノイズを抑え、空の雲や右上の木々もきれいに描写されています。ライトの灯りも雰囲気を出していますね。ではそのままズームしてみましょう。
球体の建物に寄っていくと、そのディテールが仔細に確認できます。窓のフレームなど、ガチャガチャすることなく写っていますね。実際にナイトモードでここまでのズームを使用することはあまりないでしょうが、Xiaomi Mi 10 Proの確かなスペックが証明されました。
冒頭の画像でモデルとなった二人が歩いているビデオ。手持ちで撮影されていると思われますが、安定していてスタビライザーいらずといった様子で、手軽にシネマティックなビデオが撮影できそうです。
124点のハイスコア出したXiaomi Mi 10 Pro、どの写真も秀逸でした。香港のビル街やベトナムのダナンなどで撮影してみたいですね。ちなみに現在DxO MARKのランキングは5位までXiaomiとHUAWEIが独占中。
2020年2月14日現在のDxO MARKランキング。1位から5位まで中華スマホメーカーが独占中です。
この牙城を崩す機種は現れるのか?スマホのカメラ性能は今後どこまであがるのか?期待が高まりますね。
Source: DxO MARK
王者の風格