Meizuの2021年フラッグシップモデル、Meizu 18および18 Proが正式発表。両者ともにSnapdragon 888を搭載し、Meizu 18においては6.2インチディスプレイにその重さ162gと、比較的小型軽量であることが特徴となっています。
小型軽量のMeizu 18
- Snapdragon 888
- 6.2インチ1,440p(20:9)Samsung E4 Super AMOLEDエッジディスプレイ(中央パンチホール)1,300nit
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM(6,400Mbps) + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,000mAhバッテリー、36W有線、QC3.0/3.0+/PD3.0に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:64MPメイン(IMX682 f/1.6 OIS)+16MP超広角兼マクロ(122° f/2.2)+8MP望遠(f/2.4 3倍光学 最大30倍ズーム)4K60/30FPS
- インカメラ:20MP(f/2.2)
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6E対応
- 152.4×69.2×8.18mm、162g
Meizu 18の最大の特徴は、やはりその大きさおよび重さでしょう。6.2インチディスプレイに162gと、7インチや200g近いスマホも珍しくない現在においては、その点だけでも他と差別化されていると言えます。
そのデザインは最近のOPPO機によく見られるものに似ておりユニークとは言えませんが、無印モデルにおいてもディスプレイ解像度が1,440pである点は評価できるでしょう。
充電速度に関しては33分で80%、55分で満充電と必要十分。画面内指紋認証は採用メーカーが多くない超音波式となっており、濡れた手でも認証可能とのこと。
また発表会では夜景撮影性能についても触れられ、動画撮影においても夜景モードが使用可能とのことです。
カメラ重視のMeizu 18 Pro
- Snapdragon 888
- 6.7インチ1,440p(20:9)Samsung E4 Super AMOLEDエッジディスプレイ(中央パンチホール)1,300nit
- 120Hzリフレッシュレート・240Hzタッチサンプリングレート
- 8/12GB LPDDR5 RAM(6,400Mbps) + 128/256GB UFS3.1 ROM
- 4,500mAhバッテリー、40W有線/ワイヤレス、10Wリバースワイヤレス、QC4+/PD3.0に対応
- 画面内指紋認証(超音波式)
- リアカメラ:50MPメイン(Samsung GN1 f/1.9 OIS)+32MP超広角兼マクロ(IMX616 130° f/2.2)+8MP望遠(f/2.4 3倍光学 5倍ハイブリッド 最大30倍ズーム)+ToF、OIS+EIS、8K動画撮影
- インカメラ:44MP(Samsung GH1 f/2.4)4K動画撮影
- ステレオスピーカー
- Wi-Fi 6E対応
- 162.5×73×8.1mm、189g
上位モデルとなるMeizu 18 Proは、リアカメラのメインレンズに50MPのSamsung GN1、超広角兼マクロレンズは32MPのSony IMX616、そして望遠レンズにToFレンズなど非常に充実したハードウェアスペックとなっています。
中でも超広角兼マクロレンズは130°とかなりの広角に。さらにインカメラは44MPもの高解像度と、リアインどちらも抜かりはありません。
バッテリー容量は無印モデルと比べ500mAh増加の4,500mAh。有線、ワイヤレスどちらも40W充電に対応し、33分で80%、50分で満充電が可能。
無印モデルと同じく超音波式の画面内指紋認証となりますが、こちらはなんと水面下での認証および心拍数の測定も可能とのこと。IP認証についての記載は見当たりませんが、公式曰く防塵防水だそう。
アクセサリーも
Meizu 18 Pro用のワイヤレス充電器およびMeizu 18シリーズ用の純正ケースも発表され、価格はそれぞれ199元(約3,300円)、89元(約1,500円)となっています。
ちなみに、Meizu 18および18 Proともに充電器は付属していない模様です。
約7.3/8.3万円から
カラーはMeizu 18がホワイト、グラディエント、ブルーの3色、Meizu 18 Proがホワイト、グレー、ブルーの3色展開。3月8日より販売開始となっており、気になる価格は以下の通りです。
Meizu 18
- 8GB+128GB 4,399元(約7.3万円)
- 8GB+256GB 4,699元(約7.8万円)
- 12GB+256GB 4,999元(約8.3万円)
Meizu 18 Pro
- 8GB+128GB 4,999元(約8.3万円)
- 8GB+256GB 5,499元(約9.1万円)
- 12GB+256GB 5,999元(約9.9万円)
Redmi K40 Proといった既存のSnapdragon 888搭載機と比べると、その値段はやはりどうしても高いと言わざるを得ません。ただ両モデルともそれぞれ、小型軽量およびカメラといった特徴があり、それらを重視する購買者にとっては魅力的と言えるのではないでしょうか。
なかなかいいなこれは