MediaTekが格安5G機向けSoc、Dimensity 700を発表しました。7nmプロセスで製造され、既に発売済みのDimensity 720と似たスペックとなっています。が、1080p解像度のビデオ録画にしか対応しない(Dimensity 720は4Kビデオ録画に対応。)等、Dimensity 720搭載機よりもう一段低価格な5G機への搭載を想定したチップとなります。
Dimensity 700搭載5G機は基本1万円台に?
Dimensity 700よりもややスペックが上のDimensity 720搭載機(いずれも中国市場向け)であっても、日本円換算で1万円の機種が既に複数出ています。
- OPPO K7x: 2万円台
- Realme V5: 2万円台
- Realme V3: 1万円台
- OPPO A72 5G: 2万円台
- Realme Q2i: 1万円台
Dimensity 700は人民元ベースで1,000元(日本円換算で1.5万円前後)の5G機を実現するためのSoCとなりそうです。5G先進国の中国では5Gスマホの低価格化が急速に進んでいます。
HuaweiもDimensity SoC搭載モデルいくつか市場に出すと予想されています。中国でのMediaTekの市場シェアが高まりそうですね。
Source: Mediatek
SoCが乱立しているので、
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