先日、MediatekからDimensity 1000+が発表されました。Mediatekが提供する最もハイエンドなSocとなります。
Dimensity 1000+はvivo iQOO Z1(5月19日に正式発表予定)に初めて搭載される予定です。
Dimensity 1000+の性能
画像:gizchina
Dimensity 1000+はDimensity 1000の強化版です。
Dimensity 1000+は144Hzリフレッシュレートのディスプレイをサポート可能です。新しいMiraVision画質エンジンも搭載しており、ディスプレイが大幅に向上したようです。
さらに、SoCで初めて5G + 5Gデュアルスタンバイと5Gキャリアアグリゲーションに対応ししています。加えて操作、負荷制御を最適化し、ゲーム性能を大きく向上しています。また、不安要素である省電力性能も高くなっているそうです。
Snapdragonを脅かすフラッグシップSoC
MediaTekのSoC低価格・高コスパが特徴で、低い価格帯のスマホを中心に幅広いメーカーに採用されています。その反面、HelioシリーズやPシリーズなどは安い相応にパフォーマンスも低いという評価でした。しかし、5G対応のDimensityシリーズはその評価を覆す可能性があります。
Dimensity 1000のAntutuスコアは50万点を超えており、Dimensity 1000+はそれ以上に高いスコアを出すことが予想されます。
SnapDragon 865の現在のAntutuスコアは約56万点です。これを超すスコアが出せるかどうか、Vivo iQOO Z1の実機スコア計測が結果が待たれます。
5G対応Socの高コストは、5G対応機種の価格に反映される形でユーザの不満を生んでいました。ハイエンドSocでもこれまでより競争が生まれれば良いですね。
source:Mediatek
ほんとかなぁ