Lenovo中国の公式Weiboは24日、同社のゲーミングブランドLegionの新しいゲーミングスマホ「Lenovo Legion 2(仮称)」の発表を4月8日に行うと予告しました。ゲーミングスマホ市場においてBlackSharkやROG Phoneなど他の強豪に押され気味だったLenovo Legion (Duel) Pro(先代機)ですが、第二弾でより強い存在感を示すことはできるでしょうか。
「業界初」のデュアル冷却ファン搭載が目玉
Lenovoは既に新しいLegionスマホについての情報をいくつか明らかにしています。
ゲーミングスマホにありがちな複数のゲームプレイ支援物理ボタンや仰々しい製品デザインに加え、Legion 2の最も注目すべき特徴は「業界初」の「デュアルターボ冷却ファンシステム」です。通常のスマートフォンよりも長時間の高負荷処理を行い、大量の電力を消費するゲーミングスマホには大きな冷却機構が搭載されることが当たり前になってきています。
ラジエータの大型化に始まり、パソコンのようなファンを実際に搭載してしまう機種も珍しくなくなりましたが、一つの端末に二つもの冷却ファンが搭載されたゲーミングスマホは初だということです。
そのほか、不確定な情報ではあるものの、コアスペックについての情報も出ています。SoCには最新のSnapdragon 888、RAMにLPDDR5、ストレージにUFS3.1が搭載される予定で、現状この構成は世界トップであるとのこと。ただし、近いうちに同様の端末がほかにも数多くリリースされそうではあります。
いつも通り海外展開は微妙
現在、Lenovo Legion Proという名称の端末が中国市場で、Lenovo Legion Duelという名称の端末が海外市場で販売されており、どちらも中身は基本的に同じものになっています。
ところが残念なことにLenovo Legion Duelの製品展開はあまり積極的ではなく、イギリスなど一部地域でしか販売されていないという状況です。
そもそもLenovoは海外でのスマホ事業には基本的にモトローラブランド(2014年に買収)を使用しており、Lenovoブランドのスマホを含めモトローラブランドに一本化することを2016年に発表しています。「Lenovo」というブランドでのスマホ展開の実績が少ない海外市場においてゲーミングスマホを販売するということは、なかなか難しいことなのかもしれません。
Source:Weibo Via:SparrowsNews
液冷とどっちがいいのだろう?
ファン2つってなんかうるさくなりそうだけどそんなことないのかな?