vivoブランドのiQOOシリーズより、新機種iQOO 3が正式に発表されました。背面のクアッドカメラがソニー製カメラセンサーで構成されている、5G対応のゲーミングスマートフォンです。
目次
スナドラ865を搭載したゲーマーのためのスマホ
iQOO 3のチップセットには現時点でトップレベルの性能を誇るSnapdragon 865が採用されています。内蔵メモリ(LPDDR5)と内蔵ストレージ(UFS 3.1)がそれぞれ8GB・128GBのバージョンと、12GB・256GBのバージョンが存在します。
180Hzのタッチサンプリングレートに対応したディスプレイ
6.44インチ(1080 x 2400:Full HD+)のディスプレイはSuper AMOLED。ディスプレイの右上にはパンチホール型カメラが搭載され、画面内指紋センサーも埋め込まれています。vivoはiQOO 3のディスプレイを「ポーラービューディスプレイ」と名付けており、高い視野性やHDR10+に対応していることが特徴です。
ゲーミング体験の向上のため、ディスプレイのタッチサンプリングレートは標準の60Hzから180Hzに変更することも可能です。
カメラのスペック
パンチホール型のセルフィーカメラは16MP。
背面のクアッドカメラの構成は以下の通り。ゲーミングスマホでありながらカメラも中々優れたものとなっています。
- 48MP(f/1.8)のメインレンズ(ソニー製 IMX582センサー搭載)
- 13MP(f/2.46)の望遠レンズ
- 13MP(f/2.2)の超広角レンズ
- 2MPの深度センサー
15分でバッテリーの半分が充電される
iQOO 3の特徴の一つとして、55Wの超高速充電が挙げられます。4400mAhと大きめのバッテリーを搭載したスマートフォンとなっていますが、55Wの超高速充電を利用することでバッテリー容量の半分までを約15分で充電することができるとvivoは発表しています。
その他スペック
ソフトウェアは独自のiQOO UI 1.0(Android 10)を搭載します。ウルトラゲーミングモードという機能は、有効時に本体の通知や着信を強制的にシャットアウト。ユーザーがゲームに集中する手助けをします。
また、モンスタータッチボタンという2箇所の物理ボタンが本体側面に搭載。様々な機能を割り当てる事が可能です。
モンスターモードでは、チップセットのパワーを一時的に上昇させ、スマートフォンのパフォーマンスを上げることができます。ゲームを快適にプレイできる一方で、バッテリー消費が激しくなるでしょう。
発売日・価格
iQOO 3のインド国内での発売日は3月4日。8GB・128GBバージョンが36990ルピー(約57000円)、12GB・256GBバージョンが39,990ルピー(約62000円)となっています。
カラーはブラックとホワイト、オレンジ(正式名称不明)の三色展開です。
現段階ではインド国外での発売情報はアナウンスされていませんが、順次各国で発売されると予想します。
Source: GSMarena
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