アメリカのオンラインマーケット、SellCellがiPhone 12シリーズとGalaxy S21シリーズの中古価格に関するデータを公表しています。SellCellによると、iPhone 12シリーズはGalaxy S21シリーズより20%以上高いリセールバリューを維持しているようです。
iPhone 12シリーズは2020年10月に発売されました。一方、Galaxy S21シリーズは2021年1月に発売されたばかりです(日本では今月発売。)
Galaxy S21の価値は発売から2ヶ月で約50%下落
こちらはSellCellにおけるiPhone 12シリーズの価格の下落率をまとめた表です。2020年10月の発売以降、リセールバリューは18.1~33.7%下落しています。
最も下落率が高いのはiPhone 12(64GB)とiPhone 12 Pro(512GB)で33.7%です。逆に最も下落が低いのはiPhone 12 Pro Max(128GB)で、18.1%しか落ちていません。
一方、Galaxy S21シリーズのリセールバリューの下落率は44.8~57.1%と、iPhone 12シリーズと比べて大きく下落しています。
もっとも下落率が低いGalaxy S21+(256GB)でも44.8%下落しています。発売から2ヶ月で価値が半減しているという結果です。
iPhone 12シリーズはもっとも下落している機種でも33.7%なので、Galaxy S21シリーズより20%ほど高い価値を維持していると言えます。
下落率の違いは需要の差?
iPhone 12シリーズが高い価値を維持している理由についてSellCellは、iPhoneは発売から時間が経っても高い需要があるからだ、と伝えています。
SellCellが2021年3月に実施した調査で、iPhoneユーザーの92%はApple製品を継続利用したい、と答えています。iPhoneユーザーが機種変更する際は次もiPhoneシリーズにすることが多いため、iPhone 12の中古品も需要が高く価格が下がりにくいわけですね。
一方、Galaxyユーザーに向けた同調査では、次もGalaxyシリーズを利用するというユーザーは74%に留まっています。さらに、別の機種へ乗り換えたいと答えた人の半数は次の乗り換え候補としてiPhoneを挙げているようです。
この需要の高さが、iPhoneのリセールバリューの高さへつながっている大きな要因でしょう。
Galaxy S21シリーズは4月22日にDocomoとauから発売されますが、キャリアの所謂「残価設定プログラム」が使えますので、有効活用されることをおすすめします。
ハイエンドAndroidの需要の無さがここでも露呈されてしまうとはw
王者Galaxyでも2ヶ月で半額以下
これじゃあ新型Androidを定価で買うのがアホらしくなり、ますます需要がなくなるね
Xperiaを15万で買うやつはドMだな笑