先日販売開始となったAppleの最新スマホ、iPhone 16シリーズ。同社は従来通り同シリーズ機の正確なバッテリー容量を公開していませんが、ブラジルの認証機関により、同容量が判明。
全モデルにおいて前世代比で容量が向上していますが、4機種の中では16 Proが最も増量したモデルとなっています。
5.5~9.4%の増量
ブラジルの電気通信製品の認可を管轄する国家当局、ANATELによりiPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Maxの正確なバッテリー容量が判明し、それらは以下の通りとなっています。
iPhone 16シリーズ | iPhone 15シリーズ | 変化 | |
無印モデル | 3,561mAh | 3,349mAh | +212mAh(+6.3%) |
Plusモデル | 4,674mAh | 4,383mAh | +291mAh(+6.6%) |
Proモデル | 3,582mAh | 3,274mAh | +308mAh(+9.4%) |
Pro Maxモデル | 4,685mAh | 4,422mAh | +263mAh(+5.9%) |
前世代モデルのiPhone 15シリーズと比較すると、16 / 16 Plus / 16 Pro Maxの3機種が6%前後の増量であるのに対して、16 Proは9.4%の増加と突出したものに。
参考までに、Apple公式サイト上のバッテリー持ち表記(ビデオ再生/ビデオ再生(ストリーミング)/オーディオ再生)は、以下の通りです。
iPhone 16シリーズ | iPhone 15シリーズ | 変化 | |
無印モデル | 22/18/80時間 | 20/16/80時間 | +2/2/0時間 |
Plusモデル | 27/24/100時間 | 26/20/100時間 | +1/4/0時間 |
Proモデル | 27/22/85時間 | 23/20/75時間 | +4/2/10時間 |
Pro Maxモデル | 33/29/105時間 | 29/25/95時間 | +4/4/10時間 |
無印 / PlusモデルとPro / Pro Maxモデルのバッテリー容量がほぼ同じでありながら、バッテリー持ちには上記のように小さくないと言える程の差が出ていますが、それはSoC(前者はA18、後者はA18 Proを搭載)などその他のスペックに依るものと思われます。
なお充電時間に関しては、16及び16 Proは公式サイトに前モデルと変わらない「30分で最大50%充電」との表記がありますが、16 Plus及び16 Pro Maxにおいては前モデルから5分伸びた「35分で最大50%充電」との表記がなされています。
ただワイヤレス充電については、iPhone 15シリーズ機が全て最大で15W対応であったのに対して、iPhone 16シリーズ機は全モデルで最大25W(中国版は最大15W)に対応しているため、全モデルにおいて充電速度が向上しているものと思われます。
Via: blogdoiphone, Apple
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記事にする必要もない