GoogleからAndroid OSやGoogle Playストアなどの最新アップデート対象から除外されたHuaweiスマホが、世界各地で逆風にさらされています。
海外で購入キャンセル・下取りが急増
イギリスの下取りサイト「Music Magpie」によると、5月19日にGoogleがHuaweiに対する取引停止を発表してから24時間の間に、Huaweiスマホの下取り数が154%も急増したことを明らかにしました。
スペインではAmazon上でのHuawei製品のキャンセル数が、36時間の間に1万件を超えたと報告されています。これを受けたHuaweiは、AmazonのPrime DayキャンペーンにHuawei製品の出品を取りやめました。また、デジタル・アナログ媒体を問わずHuawei製品の広告キャンペーンも中止しました。
シンガポールの営業担当者は、Huaweiスマホが通常1日5件程度の下取り件数であるのに、19日以降は1日20件もの下取りが発生していることを明らかにしました。営業担当者は「古いスマホからの買い替えが起きている」と指摘していますが、下取りに出されたスマホがHuaweiの最新モデルであるケースが増えています。この状況はフィリピンでも同様です。
一方、別のシンガポールの小売店ではHuawei製品の在庫を少なくしようと、販売に力を入れています。シンガポールの営業担当者はHuawei製品のセールについて、「Huawei製品は非常によいものです。しかし、アメリカの政策が原因でHuaweiスマホが買えなくなる、という事態を避けるため、今すぐ購入したいという人が多いはずです。」とコメントしています。
日本国内のHuawei製品への対応は?
日本ではドコモ、au、ソフトバンクともにHuaweiとの取引を見直しています。
ソフトバンクとauは5月22日、夏に発売予定だったHuawei P30, Huawei P30 lite Premiumの販売延期を発表しました。ドコモもHuawei P30 Proの予約受付を停止しています。Amazonでも販売は停止されています。
一方、ヨドバシカメラやビッグカメラでは通常通り発売されています。
現時点で発売されているHuaweiのスマホは突然Googleアプリが使えなくなることは起きず、通常の使用での支障はありません。将来のAndroidのメジャーアップデートが適用されないことに対しても、Huaweiは何らかの対応策を用意することでしょう。しかし、漠然とした不安と不確実な状況で敬遠されつつあることが今回の報道で明らかになりました。
Source:PhoneArena
そりゃこうなるわな
重要なのはここから如何に巻き返すか
それができればApple、Googleに継ぐ第三軸になれる
ただアメリカの制裁を恐れてサードパーティは手が出しにくいだろう
正直分が悪すぎると思うが、その分成功時のリターンは大きい