今日、世界中で猛威をふるうコロナウイルス(COVID-19)ですが、企業活動にも影響を及ぼしています。Googleは公式Twitterで今年のGoogle I/Oについてリモート開催を含め、すべて中止すると発表しました。
A #GoogleIO update: Out of concern for the health and safety of our developers, employees, and local communities — and in line with “shelter in place” requirements by the local Bay Area government — we sadly will not be holding an I/O event in any capacity this year. (1/3)
— Google Developers (@googledevs) March 20, 2020
Google I/O更新: 開発者、従業員、地域住民の健康と安全への懸念、そして地元政府の方針により、今年はGoogle I/Oに関する全てのイベントを中止します。(筆者訳)
コロナウイルスの影響で、今月上旬にリモート開催への移行が決定していたGoogle I/O。ここに来て、リモート開催すら行わない「完全中止」が決定的になった形です。
この先はどうなる?
Please know that we remain committed to sharing ongoing Android updates with you through our developer blogs and community forums. (3/3)
— Google Developers (@googledevs) March 20, 2020
今後はデベロッパーブログやコミュニティフォーラムを通じて、継続的なAndroid関連情報の共有に引き続き取り組んでいます。(筆者訳)
例年Google I/Oは5,6月に開催されており、今年は5月12日から14日にかけての開催が予想されていました。しかし、Googleは3月下旬の時点で早々に中止を決定しています。
コロナウイルスの猛威やGoogle I/Oが数千人規模のカンファレンスということを考えると、苦渋の判断が伺いしれます。昨年はGoogle Pixel 3aの発表など、これまでのGoogle I/Oでは多くの新製品、サービスが発表されてきました。今年もGoogle Pixel 4aの発表が噂されていましたが、今回の中止はGoogleにとってかなりの痛手になることは想像に難くありません。
別のイベント「Google Cloud Next」は規模を縮小しオンライン開催のみという発表がありましたが、Google I/Oは完全中止です。現在、世界中でありとあらゆる人の集まるイベント等にコロナウイルスによる影響が及んでいますが、一日も早い収束が望まれます。
Source: androidcentral, techcrunch
Google本社があるカルフォルニアで外出禁止令出てるし、これは仕方ない…