さすがのグッドデザインです。
1/21、Googleはスマートフォンの使い過ぎに対して有効な3つのアプリをリリースしました。これはExperiments with GoogleというGoogleが行う実験的な取り組みの一環です。サイトには今回ご紹介するアプリの他にも、先進的で興味深い研究内容がアップされています。
公開されたアプリはいずれも強制的に機能を制限する、厳しく注意を促す、というものではなく、視覚的に自然と使用時間を短くしようと思わせたりとアプリのデザインも含めて非常に洗練されています。アプリはAndroid限定ですが、日本からもダウンロードすることができます。
Screen Stopwatch
Screen Stopwatchはその名の通り、使用時間を記録し続けるアプリです。設定を行うと壁紙として登録され、スクリーンロックを解除した瞬間からカウントを始めます。表示は上から時間、分、秒となっています。
パタパタと数字がめくられるアニメーションは可愛くもあるのですがその間も着実にカウントは進んでいます。視認性が高く、自然と使用時間が目に入ってきますね。ダウンロードはこちらから。
Activity Bubbles
Activity Bubblesは泡で使用時間を知らせてくれるアプリです。設定を行うと、スマートフォンを触るたびにディスプレイに泡が生成されます。泡の大きさは、一度に使用した時間によって決まります。時間が長いほど大きな泡が作られるというわけです。
使用時間と頻度が多ければ多いほど、泡は溜まっていきディスプレイを埋め尽くしてしまいます。少しゲーム的な要素もあり、シンプルかつ効果的にデザインされています。モノクロでありながらどこかチャーミングな印象を与えますね。
ダウンロードはこちらから。
Envelope
Envelopeは直訳すると「封筒」という意味。このアプリはPixel 3aにのみ対応しています。すでにご紹介したアプリとは少々異なっており、プリントして組み立てる箱とセットになっています。
箱には数字のみなどシンプルなボタン類があり、アプリを起動しスマホを箱に入れることで機能を制限してくれるというもの。アプリ上では電話や写真撮影など極めて限られた操作しか行えなくなっています。
さらに数字を入力できる箱、またはカメラ・ビデオ撮影に対応した箱に入れると見た目はさながらシンプルなガラケーに。箱の上からタップすることで通話や写真撮影など限られた機能のみ使用っ可能になります。このアプリのコードはGithubで公開され、オープンソースとなっています。ダウンロードはこちらから。
Googleから提供された3つのアプリ。地味ですが、スマートフォンの使いすぎに対して自制を促してくれそうです。ぜひiOS版もリリースして欲しいですね。
Source: Experiments with Google
水玉のやつ使ってみたけど、普通におしゃれだし実用もあるからオススメ