世界のスマホ市場のシェア(生産台数ベース)の競争において、中華系メーカーOPPOとXiaomiの退潮が目立ってきています。
調査会社TrendFoceの公開したデータによると、2023年世界第1四半期(1~3月)のスマホ生産台数は2.5憶台と、前年同期比で19.5%減少しました。中でも、OPPOとXiaomiの生産台数はそれぞれ▲33.8%と▲40.4%となったようです。
サムスンとAppleも前年同期比で生産台数を減らしましたが、OPPOやXiaomiほどではありません。シェア上位5社の中で、サムスンだけがの前四半期(2022年10〜12月)から生産台数を増やしています(+5.5%。)これは、Galaxy S23シリーズの売れ行きが好調であることが要因のようです。
中華系メーカーのシェア拡大フェーズは終わったか
世界のスマホ市場における中華系メーカーのシェア拡大フェーズは終わったのかもしれません。中華系メーカー各社は、シェア拡大よりも事業収益性を重視し始めているようです。
OPPO(等)はヨーロッパ市場の主要国からの撤退が噂されています(ドイツでの撤退は既に起こっています。)
Xiaomiも、グローバル市場において価格引き上げを進めています。
中華メーカーの勢いが落ちることは、Android陣営全体の勢いが落ちることに繋がりかねません。他方、Appleも、シェア拡大にまい進する、というよりは、自社製品のプレミアムブランド化を重視しているようにも見受けられます。
世界のスマホ市場が大きな転機を迎えているのは間違いなさそうです。
Source:trendforce
低性能、高価格の、コスパ悪い中華機は
単なる情報搾取機に過ぎんからな
高コスパなら抜かれる情報は見返りと割り切るが