Gioneeより中国市場向けに10,000mAhという大容量のバッテリーを搭載したGionee M30が発売されました。
スマートフォン業界全体でのバッテリー大型化が進む現在、Gionee M30は10,000mAhとけた外れの数字で注目を浴びることになるでしょう。
エレガントなデザインと大型バッテリーが特徴
Gionee M30は6.0インチのディスプレイを搭載します。チップセットにはMediaTek P60が採用されており、内臓メモリとストレージはそれぞれ8GB・128GBとなっています。
カメラはフロントとリアの両方がシングル仕様となっています。フロントが8MPのセルフィーカメラ、リアが16MPのカメラとなっています。フロントカメラ周りは赤いラインがデザインされているなど、エレガントな印象を与えます。
3.5mmイヤホンジャックが搭載されていたり、3D立体顔認証機能や指紋認証機能にも対応していることもポイントです。
特大バッテリーを積むと重量は305グラム
この機種の最大の特徴は10,000mAhという容量のバッテリーであり、25Wの高速充電に対応しています。その容量から充電にかかる時間も長いというイメージを持たれても不思議ではありません。しかし、25Wの高速充電が利用できる場合はユーザーの待ち時間とストレスも軽減されるでしょう。
10,000mAhのバッテリーを搭載したこともあり、本体の重量は305グラムとなっています。
厳密には比較できませんが、数字だけを見ればGionee M30は多くのAndroidタブレットよりも大きな容量のバッテリーを搭載していることになります。
バッテリーの大型化は一つのトレンド
サムスンの同じく大型バッテリーを搭載した2019年発売のGalaxy M30は容量が5,000mAhです。Gionee M30と同じネーミングですがバッテリー容量は二倍の差がついています。
また、アメリカのEnergizer社は、Energizer Power Max P18K Popという18,000mAhの大型バッテリーを搭載した機種を2019年2月のMWCで発表していますが、製品化には至りませんでした。
このように、スマートフォンのバッテリー大型がここ最近の「一つの」トレンドとなっていることは明らかです(iPhoneシリーズは逆方向に向かっていますが。)Gionee M30はスマートフォンとしてのバランスもとれており、この流行の先を行っているでしょう。
Source: JD.com
少しの需要はあるかもしれないな