これまでWear OS搭載のスマートウォッチを展開してきた米国のライフスタイルブランド、Fossilですが、スマートウォッチ事業からの撤退を発表。それに伴い、同社公式サイトではスマートウォッチ本体及びそのアクセサリーの在庫一掃セールが行われています。
第6世代モデルが最後の製品に
Fossil製スマートウォッチ最後の製品となるGen 6は、2021年夏に発表され、翌年10月に同Wellness Editionがリリース。昨年夏に後継機種となるGen 7の発表が期待されていましたが、それもなく、同モデルに関するリークなどもありませんでした。
また先月末には、Fossilの従業員が、今後同社からWear OS搭載スマートウォッチが発売されることはない、と言っていたとの報告も挙がっており、更に同時点で公式サイトでは大幅な割引セールが行われていたため、今回の発表は、然もありなんといったものとなりました。
なお同社バイスプレジデント及びCOOであるジェフ・ボイヤー氏は、今回の件について、海外メディアThe Vargeに対して以下のように述べています。
過去数年間でスマートウォッチ業界の状況が大きく変化したため、当社はスマートウォッチ事業から撤退するという戦略的決定を下しました。
Fossilグループは、当社の中核的な強みと、当社に強力な成長機会を提供し続ける当社の事業の中核部門である独自ブランド及びライセンスブランドでのエキサイティングな通常の腕時計、ジュエリー、革製品のデザイン及び販売をサポートするためにリソースを再配分しています。
日本公式サイトでも在庫一掃セール中
現在当記事執筆時点でも、Fossil公式サイトでの在庫一掃セールは継続中で、米国公式サイトではスマートウォッチ本体が最大およそ6割引($99/約1.5万円~)、日本公式サイトでは最大5割引(約1.7万円~)で販売されています。
なお既存の同社製Wear OS搭載スマートウォッチのソフトウェアについては、”今後数年間”アップデートされるとのこと。そのため、今購入しても数年間は問題なく使えるものと思われますが、それに対して値段が見合っているかどうかは人に依ることでしょう。
Source, Via: The Varge
Fossilのスマートウォッチは2つほど使ったけど、結局は時計屋の作った腕時計なんよね
重いし、ごついし、機能は物足りない