世界の折り畳みスマホ市場の成長鈍化が鮮明となりました。調査会社TrendForce社によると、2023年通期の出荷台数は15.9百万台で、2024年通期の出荷台数は17.7百万台(前年比+11%成長)と見込まれています。
約1年前のIDC社の予想では、折り畳みスマホ市場は、当面は平均で年率30~40%のペースで拡大し、2027年には約50百万台が出荷されると予想されていました。
サムスンが過半のシェア維持もHUAWEIが存在感拡大
メーカー別シェアでは、2024年もサムスンが60%を超えるシェアを維持すると予想されています。一方、中国市場に特化したHUAWEIが、世界全体のシェアでも20%程度を占めるまでに存在感を拡大させていくと予想されています。
折り畳み機の低価格化がシェア増加の起爆剤となるか
現在、折り畳みスマホの低価格化に各メーカーが取り組みが加速しつつあります。クラムシェル型では、ZTEがワイモバイルと組んで、世界最安値クラスのLibero Flipを日本展開予定です。
サムスンもGalaxy Z Fold6廉価版を年内発売予定とされています。
折り畳みスマホ市場の成長鈍化をうけた各メーカーの今後の対応に注目されます。
Source:TrendForce
z foldみたいな横開きのタイプで10万円位で出してくれれば良いんだけど
流石にまだ高すぎて買う余裕がないなー