日本通信が2019年11月15日に協議が不調であるとして、総務省へ申請していたNTTドコモとの音声卸契約にかかる音声卸料金の協議が、2021年2月1日に合意したことを発表しました。
今回の合意で、音声卸契約にかかる「音声卸料金が原価ベース(能率的な経営の下における適正な原価に適正な利潤を加えた金額を超えない額)」で設定されることになります。
今回、Docomo-日本通信間で合意した音声卸料金が、キャリア‐MVNO間の音声卸料金に全般に適用される可能性が高そうです。結果、税込22円/30秒がスタンダードとなっているMVNOの音声通話料金の値下げが進む可能性が高そうです。
日本通信の卸料金は遡って適用
原価ベースでの音声卸料金は、遡って2020年6月30日から適用されるようです。遡って適用されることにより、日本通信の第3四半期連結累計期間(2020年4月〜2020年12月)の原価が318百万円低減する見込みになっています。
原価ベースの卸料になったことにより、これまで以上の魅力的なサービスの提供に努めたいとしており、今後新料金プランの登場や現行プランの改定もあるかもしれません。が、日本通信は昨年7月の段階で今回の卸料金値下げを折り込んだ新料金プランを発表しています。
他のMVNOへの波及効果に期待
日本通信の「合理的スマホ料金」は、音声通話無制限となっています。他のMVNOも今後、音声通話料金(現在は22円/30秒)を大幅に値下げするか、若しくは、音声通話無制限の料金プランを出してくる可能性があります。期待しましょう。
Source: 日本通信公式サイト
こんなところまで殿様商売してたってことだよな
今までどれだけボッタくってたんだよ
できれば音声だけでいいから10分無料980円あたりで出して欲しいわ