realme UIの特徴・機能を徹底解説【カスタムOS解説シリーズ】

カスタムOS解説シリーズの第三弾は、2020年になって新しく登場したrealme UIです。

realmeスマートフォン専用に用意されたもので、Color OSとは別物となっていますが、デザインを除いてほどんど変わらないと感じました。

筆者の環境:realme UIバージョン V1.0

realme UIとは

realme UIは、Color OS搭載のrealmeスマートフォンからアップデートさせるか、realme UI搭載で出荷される2020年発売の新機種を購入する形でしか体験できません。

realme CEOのMadhav氏は過去に「realme UIという独自UIをリリースする!」と言っていたこともありましたが、Color OS(7)との違いはほとんどなく、二つは同じものと考えて問題ありません。

ホーム画面

ホーム画面ではドロワーを有効化することができるようになっています。Color OS 7でもドロワーが使用できますが、デザインが少しだけ異なります。

ロック画面

ロック画面はピュアAndroidのようなシンプルなデザイン(悪く言えばとても地味)になっています。充電中のアニメーションは光り輝く、どこか神秘的なものになっています。インディスプレイ指紋認証のアニメーションもColor OSから変更されています。時計のフォントもシンプルですがオシャレです。

顔認証のアニメーションですが、アイコンがかわいい顔に変更されています。

アイコンのカスタマイズ設定

これまでの旧Color OSではできなかったアイコンのカスタマイズができるようになっています。しかし、アイコンのカスタマイズ機能はrealme UIだけでなくColor OS 7にも同時に追加されています。

これぞAndroidというデザインテーマも選べる

Oppo系でおなじみの標準デザインテーマ

アイコンのサイズをはじめとして、形、角のラウンド具合、その他細かい見た目の変更などがカスタマイズでき、Androidを好んで使うようなギークなユーザーには嬉しいポイントとなるでしょう。アイコンのテーマパックから選んで設定することも可能です。

Galaxy風のデザインテーマも標準で搭載

設定画面・標準アプリ

設定画面

設定画面はこれまでのColor OSと全く変わっていません。使いやすさも同様です。

ステータスバーもそうですが、デザイン面ではフォントがやや細いものになったことでモダンな印象を与えています(OPPO Sansというフォント)。各項目のアイコンもColor OS 5時代のデザインに近くなっています。ダークモードにも標準で対応するようになりました。

アップデートの度にデザインをころころ変更するのは、いかにもOppo系OSらしいところです。

通知バー周り

通知画面はサムスンのOne UI 1にとても似たデザインになっています。realme UIでは全体的にボタンが届きやすい位置に配置されており、操作性はOne UIよりも優れていると感じます。特に明るさ調整バーはサイズも大きく、片手操作でもとても調整がしやすいです。

ボタンの順番変更や入れ替えもきちんとできるようになっており、カスタマイズ性も良いです。Color OS 7では四角になっていたボタンが、realme UIでは丸形になりました。

Android 10になってから実装された「サイレント通知」の項目も追加されています。

ステータスバー

Xiaomiのデザインにそっくり

ステータスバーのアイコン配置は、realme UIになり大きく変わりました。Color OS 6まではネットワーク系アイコンが左に寄せられていましたが、右側に配置が変更されています。フォントが細いものに変わったこともあり、Xiaomiのステータスバーのデザインにそっくりになりました。

標準アプリ 天気

天気アプリですが、アニメーション表示がされます。天候によってアニメーションが変わり、とてもデザイン性が高いです。Xiaomiやソニーの天気アプリもデザインが良いですが、realme UIのものはそれ以上でしょう。

カメラ関連

カメラアプリですが、非常に操作が分かりやすくなりました。

横にスライドさせるだけで夜景モード、48MP撮影モード、ポートレートモードのように切り替えが簡単にできるようになっています。写真の容量を抑えたい時は通常モードにするなど、ユーザーの好みによって使い分けがしやすいでしょう。

realmeの一部機種では48MPもしくはそれ以上の高解像度撮影モードが搭載されており、これまではそのモード切替が分かりにくくなっていたため、劇的に改善された形です。

壁紙の種類が魅力

realme UIは、壁紙の種類が非常に豊富です。ライブ壁紙(=動くアニメーション付きの壁紙)の種類が強化されており、標準の壁紙だけでも全く飽きることなくローテーションができるでしょう。筆者が一番驚いたのは、Color OSから倍増した壁紙の種類かもしれません。

ライブ壁紙は16種類、壁紙は30種類以上あり、かなりのバリエーションが魅力です。

バグ関連(ロック解除)

多くのスマートフォンには指紋や顔などでの生体認証機能が付いています。Oppo/realme系のスマートフォンでは、72時間端末が操作されていない場合、生体認証でロック解除ができなくなります。これはHuaweiやサムスンのスマートフォンでも見られるセキュリティ向上のための仕様です。

ただし、この仕様にバグがあり、72時間も経たないうちに生体認証が使用できなくなり、パスワードを入力しなくてはいけなくなります。Color OS 6時代から続くこのバグですが、まだ改善されていません。

その他独自機能

スクリーンライトニングエフェクト

Color OSにはないrealme UIの独自機能に、スクリーンライトニングエフェクトがあります。通話の着信画面で、光が走るようなエフェクトをスクリーンに映すことができる機能です。

指ジェスチャ

これまでのColor OSのように、便利な指ジェスチャの使いやすさはそのままです。新たなアクションは追加されていません。

Oppo/realmeのスマートフォンには意外と知られていない画面ジェスチャー機能が存在します。 ロック画面からのライトやカメ...

スワイプアップジェスチャー

スワイプアップジェスチャはColor OS 6から変わっていません。操作方法もそのままですが、Color OSからのアップデートの場合は動作スピードが向上していることに気づくでしょう。

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Writer

Sekey
アジア市場を中心にレポート

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 コメント

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  1. 匿名 2020.04.16 05:10 ID:54491590f 返信

    realmeOSもフォンマネージャくんが働きすぎちゃう感じなのかな

  2. 匿名 2020.04.16 13:44 ID:b8e1c702d 返信

    フォンマネ君は引き続き搭載してますのん?
    ADB叩けば良いのは知ってるんですが無い方が嬉しいので