4月23日、Googleはブラウザ「Chrome」の最新版となる「Chrome 74」(バージョン74.0.3729.108)を公開しました。
Googleの公式ブログによれば、Chrome 74はWindows 10版でダークモードに対応しています。また、39点のセキュリティ修正やアニメーションの微調整等が盛り込まれたアップデートとなっています。今後数日から数週間にかけてすべてのユーザーに配信されます。
ダークモードとは、パソコン画面の色調を暗くする機能です。従来の画面表示では白色の背景に黒い文字が表示されていました。しかし、ダークモードを適用することによってこれが反転、つまり黒い背景に白い文字が表示されます。
ダークモードは目の疲労軽減に役立ちます。画面全体が暗くなることによって、強烈な光の発生を軽減することができるからです。また、落ち着いた色合いになるので、特に夜間での利用が快適になります。
Chromeでダークモードを適用する上でChromeブラウザ上で特別な設定をする必要はありません。Windowsの設定に応じてChrome上でも自動でダークモードが適用されます。
Windows10の場合、ダークモードの設定方法は左下のWindowsアイコンから「設定」→「個人用設定」→「色」をクリックして下部にある「既定のアプリモードを選択」にて”黒”に切り替えることで完了です。
なお、Google Chromeヘルプの投稿によると、Chrome 74のダークモードは現時点でごく少数のユーザーにのみ開放している機能であるとGoogleは回答しています。つまり、現時点でChrome 74にアップデートしてもダークモードが使えない可能性があります。数週間以内で全てのユーザーに行き渡るとのことです。
もし待ちきれない場合は、デスクトップ上のChromeショートカットファイルに手を加えることでダークモードを強制適用させることも可能です。
ただし、ファイルに手を加える際に必要なコードを削ってしまい予期せぬトラブルに見舞われる可能性もあります。ファイルの修正はあくまで自己責任です。詳しい手順はThe Vergeのこちらの記事(英語)をご確認ください。
いずれにせよ、ダークモードは数週間以内にすべてのユーザーが使えるようになります。テクニカルな手法を試すよりも、Chromeアップデートの確認をこまめにする方が確実でしょう。
Source:GSMArena
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